その昔。 子どもが貧乏学者になることに、父はあこがれていたらしいのだが、実際に子どもが貧乏学者になってみると、唖然としているのか、そんな過去には触れなくなった。 今日、キトラ古墳壁画の展示を見に行ったのだが、1000円の図録が買えない。 貧乏って本当にイヤ。 当然ながら、一番必要なキトラの発掘報告書(どんな発掘も、報告書が出るまでは「仮説の仮説」)も買えない。 研究者が本が買えなくなると、サイテーだ。 まあ、この身体で勉強を続けているから、普通より身体の維持費がかかるのはしょうがないのだが、最近ちょっと度を超してないか。健康に関する出費は、予定通りに行かないから、突然、図録が買えないくらい貧乏になったりする。元々甲斐性がないのだから、先を見越して少し蓄えておけばいいのだが、そこら辺の知恵が足りない。 それにしても、今年は生き延びられるのか。いくら勉強してても、死んじゃったらおしまいだもんな
「マスコミたらい回し」とは?(その124)「生活ほっとモーニングシリーズ医療・再生のために(2) 不信と対立をなくすために」@5/21 8:35-9:25 NHK総合 大淀病院産婦死亡事例のご遺族のこれまでの発言の信頼性を損なう、とんでもない編集が全国に流れる まず亡くなられた患者さん達のご冥福をお祈りします。 いや、なんか不思議な番組なんですが。うっかりしていて頭7分が欠けてしまった。 リポーターは 阪本篤志アナ だったが、情緒的な取材態度が目に余った。 大淀病院産婦死亡事例のご遺族である夫君が前半のメイン。 で、不思議なのが ぼくらは「たらい回し」、なんて知らなかった 新聞を見て、初めて知った という発言が編集で採用されていることだ。 2006年11月2日に放映された MBS Voice「産婦人科医療のジレンマ」 でのご遺族の発言は、以下に記録している。 2006-11-02「マスコミ
大学の教養では体育があった。その当時、養護クラス(というのが京大にはあった)に入っていたメンバーには CPのために足に障碍がある農学部の子(ただし歩行は普通にしている) がいたので、その年度の養護クラスの課題は、その子が使わずに退化していた膝から上の筋肉をリハビリするプログラムになった。筋電計で果たしてその筋肉を使っているかどうかチェックしながら、一番効果的なリハビリ方法を探る、というものだった。(ちなみにその子は「僕は原因が原因だから、足の障碍は不治ってことになってるんで、うんと子どもの頃に身障者手帳もらってるんですけど、誰も気がつかないもんな」とニコニコしていた) その時、指導に当たっておられた熊本水頼先生が、 (追記 15:15)バイク事故なんかで(追記おわり)機能がダメになった腕は、日本の医者はウェットだから温存するけど、アメリカだとドライだから切っちゃうんだよな という話をされた
いかに日本の官僚が 数でしかモノを見られないか という好例。 朝日より。 文系の博士号、難しすぎ? 理系の3分の1以下 2007年02月12日09時18分 博士号は文系の方が理系より難しい——。博士課程の修業年限内に学生が博士学位をどれだけ取得できたかを文部科学省が初めて調べたところ、文系の学生の取得率は理系の3分の1以下であることがわかった。博士号については「理高文低」と言われてきたが、それを裏づけた格好だ。文科省は「文系は低すぎる。対策を考えてほしい」と話している。 調査は国公私立すべての大学院576校で、博士課程に在籍する学生を対象にした。05年度時点で、分野ごとに3〜5年となっている修業年限内に博士号を取った学生の数を調べた。 対象となった学生1万8516人のうち取得者は7912人で、平均取得率は42.7%。分野別では、最も高かったのが医学・歯学などを含む保健の56.3%で、農学5
ラサが燃えている。 五輪を前にした3月。少数民族の起こす民族運動は増え、中国当局が弾圧するシーズンに、よりによってチベットのラサで民族衝突が勃発した。 新華社は 10人死亡 と伝えたが、中国政府のプロパガンダ機関の新華社が10人というのなら、実際の犠牲者は軽く見積もっても10倍はいるのではないかと思う。インドのチベット亡命政府は 30人の死亡確認 と伝えている。 朝日より。 チベット騒乱「30人死亡確認」 亡命政府発表 2008年03月16日02時08分 中国チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動で、インドにあるチベット亡命政府は15日、30人の死亡を確認したと明らかにした。自治区の公安当局などは同日、デモに加わった僧侶らに自首を呼びかける通告を発表。現地では警備が強化され、外出が制限されており、事態は沈静化に向かっている模様だが、デモはチベット族が住む中国の他
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