Tweet Tweet前回は、大きなデータを効率良く扱う OSのキャッシュと分散についてまとめた。ここでは、分散を考慮したMySQLの運用といったDBのスケールアウト戦略について解説する。 1 インデックスを正しく運用する 分散を考慮したMySQL運用、3つのポイント OSのキャッシュを活かす インデックス(索引)を適切に設定する スケーリングを前提とした設計 OSのキャッシュを活かす 全データサイズに気を配る:データ量<物理メモリを維持、メモリが足りない場合は増設など スキーマ設計がデータサイズに与える影響を考慮する ※正規化:クエリが複雑になって速度が落ちるときがあるため、速度とデータサイズのトレードオフを考える インデックス重要 MySQLのインデックスは基本B+木(ビープラスツリー)というデータ構造である。B+木はB木(ビーツリー)から派生したデータ構造で、外部記憶の探索時にシーク
