今日のテーマは、『円安が常態化する日本では、本当にすべての国民が打撃を受けているか』です。 直近、 為替市場は、再びジリジリと円安方向へと進展しており、 対基軸通貨1米ドル=160円を射程圏に捉えています。 現行、 推移している『1米ドル=157円』を突破した水準は、 GW下、為替介入が実行された直前のそれと等しいもの。 しかし、 直近3回で刹那的な効果しかないことを認識した政府は、 現時点、何らかアクションを起こす気配すら見せません。 このことは、 私自身、かなり以前から繰り返しご紹介してきたことで、 日本国として、自発的に発揮できる影響力はありません。 ここから先は、 その動向について、市場の調整機能に任せるほかはなく、 円高回帰を臨むのなら、天に祈りを捧げ続けるしかない。 もちろん、 これは、円高回帰は絶対に起こらないというのではなく、 受動的要因によりそれが起こる可能性は十分ありま
![円安が常態化する日本では、本当に【すべての国民】が打撃を受けているか。 | 井上耕太事務所 公式サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/319a01114a0f5dc73f9450c84404faa986fb7151/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmichiamokota0421.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F05%2Fpancakes-5989136_640.jpg)