新型コロナウイルスの感染防止を目的とした臨時休校を巡り、休んでいる児童や生徒が公園で遊ぶのは趣旨に反する―との住民の声が寄せられたとして、千曲市屋代中学校が保護者に注意を促すメールを送っていたことが5日、分かった。同様の話は他の学校でもあるといい、保護者らは「息が詰まる」と困惑。医師らは密閉空間や混雑した場所でなければ許容範囲とし、感染拡大の防止と子どもの心身の健康のバランスを冷静に見てほしいと呼び掛けている。 「地域の方から、中学生が公園などで集団で遊ぶ姿が見られ、本来の臨時休校の趣旨が守られていないのではないかとの心配の声が寄せられました」。屋代中が4日、保護者に宛てたメール。文面は「各家庭でも再度休校の趣旨を確認し、不要な外出は控えるようご指導を」と続いた。 メールを流す際には、急な休校による生徒や保護者の苦しい胸の内を考え、校内でも議論があったという。「外出を控えるのは強制ではない
![「外遊び 休校趣旨に反する」 地域住民意見に保護者ら困惑 | 信濃毎日新聞[信毎web]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/961101c47b0cea1c9d493ec3d9d6e8de4bf800e3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.shinmai.co.jp%2Fnews%2Fnagano%2Fnews-image%2FIP200305TAN000169000.jpg)