「ガリレオ」や「加賀恭一郎」などの人気シリーズ、『雪煙チェイス』などの雪山を舞台にした小説など、数々のベストセラーを生み出している作家・東野圭吾。現実の世界でも、極上の「エンタメ空間」を作りだし、人々を驚かせた。 1シーズンに30回はスノーボードをするという東野氏が発起人となった、まったく新しいコンテスト「SNOWBOARD MASTERS(スノーボードマスターズ/以下SBM)」が、4月7日から8日の2日間、新潟県妙高高原の赤倉観光リゾートスキー場で行われた。 総合プロデューサーを務めた東野氏は、大会の見どころをこう話す。 「スノーボードをよく知らない人と話していると、オリンピック競技の印象が強いからでしょうか、『空中をくるくる回っているのか?』と聞かれることが多いんです。雪上を気持ちよく滑るのがスノーボードだということが、なかなか伝わらないんです。 そこで、速く滑れて、華麗なフォームも披