カナダの西の玄関口バンクーバーにはスカイトレインという都市鉄道が3路線ある。中心街は地下を、それ以外は高架を運行、1路線は空港アクセスも兼ねる。無人運転であるが、ホームドアなどはなく、安全面で少し不安も感じるが、日本ほどの混雑にならないのでホームから転落などということは想定していないのだろうか。3路線中2路線はリニアモーター駆動で、駅間距離の長い区間ではジェットコースターのように軽快に飛ばす。 バンクーバーにはこのほかに、日本人なら大抵驚いてしまう鉄道がある。ウエストコースト・エクスプレスという鉄道で、社名は都市間急行のように思えるが、「通勤に徹しすぎた路線」とでも表現しようか。 最終が18時20分の通勤路線 通勤に徹しているだけあって、平日のみ運行で週末は運休、郊外とバンクーバー中心地のウォーターフロント駅の間を1日5往復、朝に上り5本、夕方に下り5本という運転内容だ。それ以外の列車はな
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