まず、見て分かるとおり、マリみては来春で 10 周年を迎えます。そんで、この 10 年の間に実は 15 ヶ月ほどしか進んでないのです。 最近はほぼ3ヶ月に1回と刊行ペースが上がってきてますが、その分小説内の時間が早く進むということはなくって、逆にゆっくりになってますね。 祐巳と瞳子が出会ったのは「チェリーブロッサム」。入学したての瞳子はちゃらちゃらしたお嬢様だったのだけど…。祥子さまを「祥子お姉さま」と呼んで、祐巳を不安にさせました。この頃、かなりむかつきましたねー。 「レイニーブルー」「パラソルをさして」ではさらに悪役に。祐巳視点の読者はかなりハラハラさせられましたですね。それでも、祐巳が強引に山百合会の手伝いを頼んだことから、ようやく接点が生まれて…。 「子羊たちの休暇」では、両親とのカナダ旅行をキャンセルしてまで別荘地にきてました。最初は嫉妬からの行動かと思われたけど、その後、柏木が