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現実逃避のために『本とコンピュータ』終刊号(ISBN:4887521952)をチラ見していて、巻頭の対談「はじまりの本、おわりの本」でリービ英雄氏と津野海太郎氏が、ペロー版赤ずきんの話をしているところでふと目がとまる。19世紀以前口承伝達されてきた内容が、活字化されることで、その内容に抑圧・検閲などがかかる。ペロー版赤ずきんにそれが見て取れる、という内容。ネットテキストが変でちょっと危険なかおりがしてしまうのは、口承であるにもかかわらず、それが活字化され、流動的とはいえどこかにキャッシュされたり引用とかされれば、脈々と定着してしまう可能性があるところなんだろう。あたりまえのことなんだけど、あらためて。*やはり、山の上ホテルとかで対談していてはだめだと思う。『本とコンピュータ』の最大の欠点は、最初から最後まで読書が高尚さを保ってしまっていたところに尽きる。せんべい食べながらとか、マンガ喫茶と
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