「アニメージュ」2016年4月号(VOL.454)の「この人に話を聞きたい」第185回は大月俊倫さん。「設定資料FILE」vol.209は『昭和元禄落語心中』です。 「この人に話を聞きたい」での大月さんの登場は、第10回(アニメージュ1999年8月号・vol.254)以来の17年ぶりとなります。第10回は単行本「この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001 」にも収録されています。 前回、大月さんが登場してから「アニメージュ」が200冊も出ているんだなあ。
昨日、Twitterのタイムラインで『九尾の狐と飛丸』を上映するという情報を目にして、慌てて観に行ってきました。そのイベントは「蔵の試写会ー1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その7回目」。文京区所蔵の16mmフィルムをランダムに選び試写する催しです。 『九尾の狐と飛丸』は1968年に公開された劇場アニメーションです。上映される機会がほとんどない作品で、ソフト化もされておらず、僕も今まで観たことがありませんでした。この作品については「日本アニメーション映画史」で記述を目にしたのが最初でしたね。「劇場アニメ70年史」でも取り上げていますが、内容に突っ込んだ原稿ではありませんでした。「WEBアニメスタイル」だと、五味洋子さんの「アニメーション思い出がたり」と「もっとアニメを観よう」の第6回 佐藤竜雄・片渕須直対談(1)で話題になっています。 アニメーション思い出がたり[五味洋子]
8月27日(月) 深夜2:29~4:00に、日本テレビ「映画天国」枠で「実写版映画公開記念 アニメ版『ひみつのアッコちゃん』祭り」が放映される。放映作品は、歴代TVシリーズから1話ずつセレクト。放映話数は以下のとおり。 第1作(1969年~)第44話「夕日にとどけ天使の願い」 第2作(1988年~)第1話「鏡の国のプレゼント!?」 第3作(1998~)第14話「チカ子の噂でワニワニ!?」 映画天国 第1作の第44話「夕日にとどけ天使の願い」は、若き日の宮崎駿が原画で参加(ただし、ノンクレジット)。後半のヘリコプターにアッコと大将が乗り込んだシークエンスを担当している。彼の『アッコちゃん』の仕事で一番有名なもので、宮崎駿がイケイケのアクションアニメーターであった事が分かるはずだ(僕も昔、アニメージュでとりあげたことがある)。物語も印象的なもので、『アッコちゃん』を代表するエピソード。 第3作
明日のイベントでは、僕は聞き手の側にまわるので、芦田さんについて自分が語るタイミングはないかもしれない。僕の芦田さんについての印象をここに書いておく。 ⋯⋯⋯⋯ 芦田さんについて 『宇宙戦艦ヤマト』や『サイボーグ009』での仕事にも注目してたけれど、僕が芦田さんのファンになったのは『Dr.スランプ アラレちゃん』だった。芦田さんが描く『アラレちゃん』はとにかく線がシャープであり、それが魅力だった。演出回には傑作が多かったし、作画だけ担当した回でも、洒落の効いた画を描いていた。『アラレちゃん』の少し後、芦田さんはアニメ雑誌でマンガを描いたり、コーナーをもったりするようになった。芦田さんは愉快なパーソナリティーで、読者を楽しませてくれていた。アニメ雑誌上の芦田さんは、『アラレちゃん』のイメージとシンクロしていた。 僕が、芦田さんと初めて会ったのは『アイドル伝説えり子』の時だったはすだ。アニメー
アニメーターであり、監督でもあった芦田豊雄さんが亡くなられたそうです。 言うまでもなく、素晴らしい仕事を沢山残された方です。僕個人で言えば『Dr.スランプ アラレちゃん』でのお仕事が大好きでした。線がシャープで、素敵な画を描かれていました。そして、多くのアニメーターを育てた方ですし、仕事仲間や業界の事を考え、行動されている方でもありました。 昨年、あるベテランアニメーターの事で、僕も、芦田さんに相談にのっていただきました。その時も芦田さんは、親身になって動いてくださった。 1980年代のアニメ誌に登場していた時のキャラクターと、実際のご本人の印象は随分と違っていて、シャイなところのある方だったし、マジメな方だった。勿論、お茶目なところもあったれど、僕にとってはシャイでマジメな方でした。 ご冥福をお祈りします。
金田伊功さんが亡くなられたそうです。アニドウのHPによれば、亡くなられたのは昨晩で、死因は心筋梗塞だそうです。 以下、「アニメ様365日」で書いた原稿から抜粋します。 ………… この連載で『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』に触れた時、アニメスタイル編集部のスタッフに、どうして金田伊功の名前を出さないのかと訊かれた。勿論、僕は金田伊功が大好きだ。いや、好きどころではない。彼がいなければ、動きに興味を持つ事もなかったかもしれない。僕や同世代のアニメファンに「アニメの快楽」を教えてくれたのが、彼だと思う。他にも、快楽を与えてくれたクリエイターは大勢いるが、彼ほど「アニメの快楽」を体現したアニメーターはいないと思う。僕としては「アニメの快楽とは金田伊功である」と断言してしまってもいいくらいだ。また、直接的にも、間接的にも彼が日本のアニメに与えた影響は大きい。アニメ史を語る上でも、決し
「ゲゲゲの鬼太郎 セレクション ニャニャニャのネコ娘」という凄いタイトルのDVDが出る。その内容というのは(以下、Amazonのデータより)。 ………… 2年間、高視聴率を維持した第5期「ゲゲゲの鬼太郎」。 そのヒロインである「ネコ娘」に焦点を当てたエピソードをDVD2枚に凝縮! あんな格好やこんな格好…数々のコスプレシーンも満載のコスプレ編とあんな場所やこんな場所で大活躍するアクション編の2枚組! ネコ娘の魅力がギュギュッ!と詰まったファン待望のセレクションDVD! ………… というもの。特典がまた凄まじい。 ………… <特典映像> ●特別収録エンディング「スターフルーツ」 ネコ娘“妄想”バージョン≪夢の新婚シリーズ≫ (1)鬼太郎、大きくなあれ!編 (2)ネコ娘は僕が守る!編 [出演:高山みなみ/今野宏美] ※コスプレ編に収録 ●『中華街で父さんをさがせ!~鬼太郎たちの横浜中華街探訪~
ブルーレイディスクレコーダーの話。パナソニックDIGA DMR-BW830を1月に買って、3ヶ月間、使ってみました。前にも書きましたが、このシリーズのHLモードでは、25GBのBD-Rで約12時間の録画が、50GBのBD-Rで約24時間の録画が可能。結局、DRモードはほとんど使っていないので比較できないのですが、HLモードで録った番組でも、実写の速い動き、湯気など、あるいはアニメでテロップ周囲等に、若干のブロックノイズが出たくらいで、ほとんど気になりませんでした。撮影処理がガンガン入っている作品は分からないですけど、ほとんどのアニメはHLモードで充分だと思います。ちなみに僕の自宅での視聴鑑賞は、シャープの32インチ液晶で、フルスペックでないハイビジョンです。 僕は高画質なのも嬉しいんですが、一枚のディスクにたっぷり入るのも嬉しい。一枚の25GBに、30分のアニメが24話分入るわけですよ。5
●ブログ@琴ちゃわんdeもう一杯!! 最近、三石琴乃さんのブログをよく見ています。文章がのびのびしていて、いい感じです。たまに無『セーラームーン』の話題があるとちょっと嬉しかったり。で、気になったのが、以下の記事。 ●エバァ缶ぐわっ[ブログ@琴ちゃわんdeもう一杯!!] ああ、やっぱり、三石さんは文章でも、『エヴァ』じゃなくて『エバァ』って表記するんですね!
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