佐村河内問題が引き起こした厄介なこと くねくね科学探検日記
ソチ・オリンピック前に世間を騒がした、佐村河内氏のゴーストライティング問題。まあ、おれはそのゴーストだったとかどうとかは、ほとんど関心はないのね。 それよりも、なんだかイヤンな感じがするのは、この事例によって、障害というものに対する一般の認識が、今まで以上に現実から解離しちゃうだろうって事だ。 もともと、健康な人は、障害とは実際どういうことなのか、ほとんどイメージできていないと思う。 家族とかごくごく身近な人に障害を持つ人がいるとか、障害者と密接に関わる職業の人ならまあまあ解るとは思う。 だけど、そうでない人は、たとえ善良で障害者には優しくしたいと心がけている人であっても、実際を知る機会があまりない。 そうなると、その障害のイメージは、メディアから受け取る情報と、実際には根拠の乏しいうわさ話に基づくものしかないんだよね。 ところが、ドキュメンタリーやドラマで取り上げられる障害は
つぎつぎみつかる福島原発とは関係ない放射線源 くねくね科学探検日記
このところ、福島原発事故によるものではない放射線源が相次いで見つかっている。 まず１０月１２日、世田谷区弦巻の住宅地で、住宅の外塀のところで、毎時２．７マイクロシーベルトという場所が見つかった。 これはニュースで伝えられた時点で、世田谷でこの値は奇妙だし（グーグルマップでその場所を見ると、ある程度高い値が出るマイクロスポットができても不思議はない下生えわさわさなかんじではあるけど）、除染作業をしても下がらず、しかも地面より高い位置のほうが高い値を示すということで、福島由来じゃないなにかが原因だろうなあって、twitterでもその話をしていた。 結局、この線源は、古い夜光塗料用のラジウムだったことがわかったんだけど、そうだとするとここに住んでいた人の被曝量はかなり大きかったはずだ。 建物の外塀で毎時２．７マイクロシーベルトということは、床下にあった放射線源からそこまで１ｍ未満というこ
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