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ブックマーク / masui.blog.jp (6)

  • ユーザインタフェース研究の意義 : 続・ユビキタスの街角

    私は長年計算機のユーザインタフェース手法について研究しており、 自分で作った テキスト入力システム や Wiki や メーリングリスト管理システム や 画像キャプチャシステム や 予測インタフェースシステム などを毎日便利に使っているのだが、 他のユーザインタフェース研究者が作ったシステムに普段どれだけお世話になっているか考えてみたところ、 ひとつも思いつくことができなかった。 もちろんパソコンのOSや言語処理系やGUIには毎日お世話になっているし、 ブラウザや様々なWebサービスにもお世話になっているし、 各種のElispプログラムやブラウザ拡張機能などにもお世話になっているのだが、 ここ何十年かのユーザインタフェース関連学会で論文として発表されたシステムを自分は全く使ってないことに気付いて愕然としてしまった。 たまたま自分だけがそういう状況なのかと思っていろんな人に聞いてみたのだが、

    ユーザインタフェース研究の意義 : 続・ユビキタスの街角
    mickn
    mickn 2014/09/09
  • クレジットカード番号 : 続・ユビキタスの街角

    ヨドバシが送ってくる明細書にはクレジットカード番号の上位12桁が印刷されており、 Amazonが送ってくる商品の領収書にはクレジットカード番号の下位4桁が印刷されているので、 郵便箱から両方盗まれたら完全に番号を知られてしまう。 サービスごとに違うカードを使うような工夫でもしないと安心できたものではない。 12桁も印刷するようなことは即刻やめてもらいたい。 今日は ソーシャルエンジニアリングでtwitterアカウントを盗まれた話 に驚いたが全く他人事ではない。

    クレジットカード番号 : 続・ユビキタスの街角
    mickn
    mickn 2014/01/30
    クレジットカード番号 - 続・ユビキタスの街角
  • 研究開発のスピード感 : 続・ユビキタスの街角

    良いアイデアを思いついたので、 さっさと実装して論文書こう! と思ったのだが、 今(2013/10)から実装して/実験して/論文書いて/首尾よく採択されて/発表するとなるとスケジュールは以下のようになりそうである。 2013/10 実装開始 2013/11 実装完了/評価実験開始 2014/9 CHI論文投稿 2014/12 CHI論文採択 2015/5 CHI論文発表 つまり19ヶ月かかってやっと論文発表が可能になる。 これはいくらなんでも遅すぎるだろう。 同じものを実装してすぐにWebで公開したとすると、 以下のように話が進む可能性がある。 2013/10 実装開始 2013/11 公開開始 2014/1 人気爆発 2014/2 会社設立 2014/4 エンジェル資金調達 2014/6 VC資金調達 2014/12 業績不振で終了orz まぁ普通はこれほど高速に話は進まないだろうがスピ

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    mickn 2013/10/28
  • 検索と入力と登録の融合 : 続・ユビキタスの街角

    一般に「検索」と「入力」は異なるものだと考えられている。 検索というとGoogle検索やデスクトップ検索を連想するだろうし、 入力というとキーボードや日本語入力システムを連想することが多いだろう。 しかし検索と入力は実は似たようなものである。 下図は私が公開している Gyaim というMac用のIMEである。 「艦これ」という単語を入力しようとして「k」「a」「n」...と順番にタイプすると、 「k」で始まる単語、「ka」で始まる単語が順番に候補として表示される。 Gyaimは入力システムであるが、 動作は単純であり、 ユーザが入力した文字列にマッチする単語を辞書から検索して候補として表示して 選択可能にしているだけである。 つまり、比較的単純な検索システムを入力システムとして利用しているわけで、 検索システムと入力システムは関連が深いものだということができる。 「艦これ」という単語は辞書

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    mickn 2013/10/16
  • 計算機環境の進化 : 続・ユビキタスの街角

    1991年ごろ、私は$4000で買ったNeXTStationという計算機を使っていた。 NeXTStationはSteve JobsAppleを追い出されて作ったNeXT社で作ったUnixワークステーションである。 「メガピクセル」ビットマップディスプレイの上でNeXTstepウィンドウシステムが動き、 Interface BuilderというGUI作成ツールとObjective-Cでアプリを作ったり、 EmacsとTeXで論文書いたり、 Diagram!というお絵描きシステムで図表を作成したりしていた。 その後NeXT社はAppleに買収され、NeXTstepはMac OS Xとして生まれ変わったわけだが、 最近の私はInterface Builderを含むXcode上でObjective-Cでアプリを作ったり、 EmacsとTeXで論文書いたり、 Diagram!の後継システムである

    計算機環境の進化 : 続・ユビキタスの街角
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    mickn 2013/10/08
  • 色覚異常 : 続・ユビキタスの街角

    「色盲」という言葉が差別語と思われているためか、最近「色覚異常」という言葉をよく聞くようになった。目が見えない人や状態を「盲」と呼んだり色の区別ができない人や状態を「色盲」と呼んだりするのは、人間の特性を表現しているだけであって、来差別的な意味は無いはずである。「髪が黒い」とか「背が高い」とかと同じである。「盲」な人間を差別する人がいてはじめて差別になるわけで、「盲」という言葉自体が差別的なわけではない。実際英語では「blind」や「color blind」のような言葉が普通に使われている。 一方、人間に対する「異常」という言葉は言葉自体が差別的である。少数派でありかつ劣っていると思うから他人のことを「異常」などと呼べるのであって、自分が正常だと思ってる多数派が少数派を見下す意味しか存在しない。近視の人間は視覚能力が劣っていても「視覚異常」と呼ばれないのは、近視の人間が大量にいるからだろ

    色覚異常 : 続・ユビキタスの街角
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    mickn 2013/10/01
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