中国の中高生が手錠のように24時間はめているこれは何? 中国・北京の中高生たちの手首には腕時計型の「スマート体温計」がはめられている。 この体温計は生徒たちの体温を1日2回測定し、衛星利用測位システム(GPS)で現在地を把握する。異常な体温を感知すると、連動している学校教師のスマートフォンのアラームが鳴る。 中国新聞網などは11日、北京市が豊台・東城・西城・通州・大興の5区で高校3年生と中学3年生の生徒たちにスマート体温計を配布したと報じた。 スマート体温計は生徒たちの体温測定を容易にするためのものだ。ある教育関係者は中国新聞網の取材に「正確に測定するため、生徒たちはスマート体温計を24時間はめていなければならない」と話した。 スマート体温計の最大の利点は、検査・報告手続きの簡素化だ。スマート体温計があれば、教師が生徒たちを並ばせて体温をいちいち測定したり、紙に検査結果を記録・報告したりす