新型コロナウイルスの新規感染者が3518人と2日連続で過去最多を更新する中、医師などで構成される新型コロナウイルス感染症対策専門家会議内では「社会的な制限をかける必要がある」との意見が高まっている。委員の成田雅医師(南部医療センター・こども医療センター)は、県が具体的な対策を講じない現状に「今こそ迅速な対応が必要だが、日本で最も感染がコントロールできていない現状を認識していない」と苦言を呈した。 「社会的制限が必要」沖縄コロナ急拡大で警鐘 複数の委員によると、本島圏域と八重山圏域に出された「コロナ感染拡大警報」のメッセージ効果が見えないことや、公共施設などを閉鎖すべきという意見が出ているという。 成田医師は県内の医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する中、「不測の事態としての観光客のけがや病気などの受診に対応する余力はない」と指摘する。経済活動再開に関して語られる「ウィズコロナ」についても「離島
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