Q 開業費の取扱いについて教えて下さい A 法人の場合、法人が設立されてから営業が開始されるまでに支出した費用を開業費と呼びます。 個人の場合は、営業が開始されるまでに支出した一切の費用を開業費と呼びます。 なお、会計上と税法上とでは、開業費の範囲が異なるので注意が必要です。 <開業費の範囲(会計上)> 会社成立後営業開始までに支出した開業準備のための費用をいいます。 (例) ✔ 土地・建物等の賃借料 ✔ 広告宣伝費 ✔ 通信交通費 ✔ 事務用消耗品費 ✔ 支払利子 ✔ 使用人の給料 ✔ 保険料 ✔ 電気・ガス・水道料等 <開業費の範囲(税法上)> (法人) 会社成立後営業開始までに特別に支出した開業準備のための費用をいいます。 (個人) 個人事業を開始するまでに特別に支出した開業準備のための費用をいいます。 (例) ✔ 特別に支出した開業準備のための広告宣伝費・調査費(開業チラシ・パンフ