21世紀の資本論 重厚な経済書が欧米で飛ぶように売れている。フランス人経済学者、ピケティ教授による『Le capital au XXIe siecle(21世紀の資本論)』だ。格差の拡大は資本主義に内在するメカニズムだとし、急進的な課税による再分配を求める。日本の足元に広がる不透明な状況は、本書が示す資本主義の暗鬱な未来の一様相なのだろうか。 P.28 COVER STORY 21世紀の資本論 ピケティは問う あなたはいつまで中間層か [Part1] ピケティを読む 『21世紀の資本論』著者 トマ・ピケティ 独占インタビュー 「格差の現実を直視せよ」 トマ・ピケティ/パリ経済学校 教授 「私の主張を裏付ける端的な例は日本社会だ」 [ピケティを知る] 平等でない世界に鮮烈な一撃 5分でわかる! 21世紀の資本論』 3つのポイント もっと理解するための視点1 富める者がますます富む構造 池田信
![週刊東洋経済2014年7月26日号 | 東洋経済STORE](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b26cd143f9ebbcbcbe072c6ca1335bc4b73f1b82/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstr.toyokeizai.net%2Ffiles%2Ftopics%2F920_ext_01_0.jpg)