ワクチン接種の日本のプロセスは「下山する体力と装備を持たずに、雪山登頂を目指している」のと同じで、発生するトラブルが予見されてるのに泰然として受け入れるしかない、そんな状態だと思っています。何が起きていて、何が起ころうとしているのか、私なりにまとめてみました。 ワクチン接種で自治体が直面する問題をどう改善するか。大切なのはモノとヒトの追跡だという提案です。 主旨 制度の複雑化:3つのシステムが重なっていて、かつまだ全体をカバーし切れてない デジタル化の遅れ:各所で紙ベースと手入力作業がいまだに発生している トレーサビリティがない:引越し、副作用の発生、予約後の接種忘れ、2度目の接種漏れ、他疾病との関連性、など人を追跡するトレーサビリティの概念がない ワクチン接種と定額給付金事業の類似性 新型コロナワクチン接種にむけた準備が進んでいます。 ワクチンの確保は国で、実際の接種業務を担当するのは自