文系人にオススメ 文系と呼ばれたり自称してたり、色々ではあると思いますが―またそういう呼称を嫌う方もいらっしゃるでしょうが、面倒なのでだいたいそんな感じ、で失礼させてください―そういう人こそ、得てして物理学や宇宙には惹かれるものがある、と思うのですが…それはとても文学的で美しいものだからかもしれません。 実際、文体は実に詩的で美麗なものばかり。逆に圧倒されてしまうほどです。これらの本は、だいたい一般読者などを想定して、新聞や雑誌なども経由し書かれていますので、数式ばかりで埋められていたりということはありません。なるべく言葉を使って、いろいろなことを話してくれています。そこが、言葉の虜たる文系には嬉しいのかもしれません。 原文が英語だというのに、まったく訳者の力にも驚かされます。また、原文を時折紹介してくれるのも面白い。タイトルからして、実に軽妙な言葉遊びと思います。 これらの本を読んでいる
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