Microsoftは米国時間6月24日、「Office 2004 for Mac」で、「Office 2007 for Windows」の新しいOpen XMLファイルフォーマットを読み込めるようにする、ファイルフォーマットコンバータのリリースを発表した。このコンバータは、当初はOffice 2007の発表後すぐに提供が予定されていたものの、度重なる延期で遅れが生じていた。 こうした遅れにより、コンバータの提供前に、新たなフォーマットのサポートが含まれた「Office 2008 for Mac」が発売されることとなった。当然ながら、Microsoftにとっては、Officeの新バージョンを販売するほうが、古い製品で互換性を広げるよりも売り上げが増すことになり、今回の件も、おそらくは計画の一環であったのかもしれない。