ブックマーク / science.srad.jp (18)

  • 天才と精神障害との間には関係がある | スラド サイエンス

    天才と精神障害との間には関連性があるようだ。自身も躁病患者であるという Johns Hopkins 大学医学部 Kay Redfield Jamison 教授によれば、「苦悩する天才」や「マッドサイエンティスト」を裏付ける研究が 20 〜 30 も報告されており、精神分裂症や躁病といった精神病を患う人の多くは、創造性が豊かで知性が高いことが分かっているとのこと (家 /. 記事、Medical Daily の記事より) 。 特に躁病患者にみられる気分障害と創造性には深い関連性があるとのこと。2010 年に報告された研究によれば、16 歳のスウェーデン人 70 万人を対象に知能テストを行い、10 年間に渡って経過観察を行ったところ、16 歳の時に優秀だった人が躁病になる確率は通常の 4 倍であることが分かったとのこと。 躁病の人は、状態から抜け出す時に特に創造的になる傾向がある

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    mieapril 2012/06/06
  • カフェインのみを栄養源とする新種の細菌 | スラド サイエンス

    アイオワ大学の研究チームがカフェインのみを栄養源とする新種の細菌 Pseudomonas putida CBB5 を発見したそうだ (Scientific American の記事、家 /. 記事より) 。 カフェインは炭素、水素、窒素、そして酸素から成り、この細菌はこれを二酸化炭素とアンモニアに分解するという。この細菌はエスプレッソマシーンから採取されたのかと思いきや、アイオワ大学のキャンパス内の花壇から見つかったとのこと。自然界にはカフェインは多く存在するため、これは特に驚くような場所ではないという。同様にカフェインを栄養とする細菌の存在も当然であり、他の微生物などでも確認されているという。 なお、今回の発見はカフェインを栄養源とするのに関連する酵素や遺伝子を解明しているとのことで、ニューオーリンズで今月行われる American Society for Microbiology に

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    mieapril 2011/06/02
  • 「中性子爆弾の開発者」サミュエル・コーエン氏死 | スラド サイエンス

    やや旧聞となるが、米国で原子爆弾の開発に参加し、またかつては「クリーンな核爆弾」とも呼ばれた中性子爆弾の開発を行ったサミュエル・コーエン氏が11月28日に死去していたそうだ(47News)。 この件について、GIZMODOが興味深いコラムを掲載している。コーエン氏は中性子爆弾について、「物を壊さず、人だけ大量殺戮できる道徳的兵器」と主張していたが、実際はそうではなく、核爆弾と同様の爆風や熱戦などが発生する。それなのにコーエン氏が中性子爆弾の開発を進めた理由として、「子供のころ母親に受けた虐待」が挙げられるそうだ。もしコーエン氏が子供のころに虐待を受けていなかったら、と思うと興味深い。

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    mieapril 2010/12/07
  • ハーバード大医学部、マウスの「若返り」に成功 | スラド サイエンス

    ハーバード大学医学部の研究チームが老いたマウスを「若返らせる」ことに成功したそうだ(guardian.co.uk、家/.)。 研究グループが着目したのは老化に関わっているとされているDNAの末端部分の「テロメア」。テロメアは細胞分裂するたびに短くなっていき、ある一定の長さまで短くなると機能しなくなり、細胞は死亡するか「細胞老化」と呼ばれる状態になるとのこと。 研究ではまず遺伝子操作でテロメアの短縮を司る酵素である「テロメラーゼ」を欠くマウスを作った。テロメラーゼを欠いたマウスは尚早に老化プロセスが始まり、嗅覚の異常や不妊、脳の成長不良、また脾膿や腸の損傷などが認められたという。このマウスにテロメラーゼを活性化させる物質を注射したところ、損傷組織の再生や老化プロセスの逆行が認められたとのこと。また、脳内では新たなニューロンの成長も認められたという。 ただし、このまま人間の「若返り」を実現で

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    mieapril 2010/12/07
  • 紙飛行機、9万フィート上空からの飛行に成功 | スラド サイエンス

    9万フィート(約27km)の上空から放った紙製のグライダーが、無事地上まで戻ってきたそうだ(ITworld、家/.)。グライダーはヘリウム風船によって上空9万フィートまで運ばれ、放たれたという。滑空中には撮影された動画等はその場でflickrにアップされていったとのこと。 このプロジェクトは、読者プロジェクトとして英The Registerによって開発費13,000ドルがスポンサーされ、搭載されるカメラや試験設備は科学技術研究企業であるQinetiQ社から提供された。また、設計段階から低圧室での試験、実機の製作など全ての過程が紙面で取り上げられたという。 ちなみに、読者投票によってグライダーの名前を決める試みも行われていたそうだ。ただし実際にはこれは採用されず、プロジェクト名「PARIS(Paper Aircraft Released Into Space)」がそのまま名前になったようだ

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    mieapril 2010/11/16
  • 宇宙飛行士の骨密度低下を防ぐ宇宙服 | スラド サイエンス

    マサチューセッツ工科大学のMan-Vehicle Laboratoryでは、無重力間でも人体に重力がかかるような効果がえられる新型宇宙服、「Gravity Loading Countermeasure Skinsuit」の研究開発を行っているそうだ(/.家、Popular Science)。見た目、ピッタリで透け透け、着るのもちょっと恥かしいような宇宙服だが、宇宙飛行士の体を守るデザインが施されている。 宇宙飛行士らは、宇宙に滞在する一ヶ月ごとに、骨密度が1~2%低下する。また、NASAが2001年から2004年までに行った調査によれば、国際宇宙ステーションに滞在する一ヶ月ごとに、骨の内部組織が1.7%、外部骨盤組織が1.7%失われることが分かっているそうだ。もし国際宇宙ステーションで4~5ヶ月の任務を命じられれば、更なる骨密度の低下はまぬがれなく、また何年もかかるかも分からない火星に派

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    mieapril 2010/11/07
  • カフェイン中毒者はコーヒーを飲んでも「通常レベル」の覚醒状態しか得られない | スラド サイエンス

    #えーと、まず「カフェイン中毒じゃなくカフェイン依存と呼べ。話はそれからだ」 ここらへん説明がややこしいし、まだ判ってないところも多いんだけどなぁ…でもまぁ、一言で言うと表題に書いた通りです。 正直言うと、ロイターとは言えど「一般報道」のレベルなので、書かれてる内容は、過去にあったいろんな話がごちゃまぜに混同されてて正しくありません。 #ただでさえ最近はカナダやニュージーランドで(主に子供のエナジードリンク使用を問題にした)カフェイン摂取規制の動きが進んでてややこしくなってるところ、これまた面倒というか迷惑と言うか…… まず、カフェインの脳(=中枢神経系)への作用は、大きく「中枢神経興奮作用」とか「覚醒作用」とか呼ばれますが、細かく言うと、(1)眠気の軽減、(2)周囲への注意力の喚起、(3)精神疲労の低減、(4)心理的ストレスの低減、という要素が組み合わさってます。その結果として「(こない

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    mieapril 2010/11/01
  • 一卵性の双子、3月に宇宙で再会か? | スラド サイエンス

    家の記事によれば、Scott Kelly氏とMark Kelly氏の一卵性の双子の宇宙飛行士が、3月に国際宇宙ステーションで再会する予定であるらしい。Scottは、先週金曜日にロシアのソユーズロケットで飛び立ち、宇宙ステーションでの5ヶ月半の任務に入るとのことだが、一方のMarkは、2月のスペースシャトル「エンデバー」のミッションで宇宙へ飛び立ち、3月1日に宇宙ステーションとのドッキングで双子の再開となるようだ。これは宇宙で血縁者が出会う最初のケースになるらしい。 SkunkPostによれば、今のところScottは髭を剃っているが、Markは口髭があるということで区別はつくようだが、5ヶ月の滞在の差で一卵性の双子に何らかの差が出ないものか気になるところである。

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    mieapril 2010/10/12
  • 新たな多能性幹細胞「Muse 細胞」が発見される | スラド サイエンス

    東北大の出沢真理教授ら、京大の藤吉好則教授らは、ES 細胞や iPS 細胞に比べて増殖率は低いものの癌化の危険性が低い多能性細胞を発見し、「Muse 細胞」と名付けた (NEDO のプレスリリース, 東北大学大学院医学系研究科・医学部のニュース記事, 河北新報の記事より) 。 Muse 細胞は人間の皮膚や骨髄の中に存在し、遺伝子導入などの操作をすることなく、ストレス条件により活性化。ES 細胞や iPS 細胞と異なり無限に増殖することはなく、2 週間ほどで増殖が停止する。神経や平滑筋、肝臓などへの分化は確認されたがすべての細胞に分化するかどうかはこれからの研究で明らかにしていくとのことで、ES 細胞や iPS 細胞にとって代わるものではないが、様々な利用方法が期待できるとのことだ。

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    mieapril 2010/04/22
  • 暗室で 50 年・1400 世代交代したハエ、「進化」した ? | スラド サイエンス

    YOMIURI ONLINE の記事によれば、50 年・1400 世代の間、暗室で世代交代したショウジョウバエに遺伝子配列に変異が蓄積され、生殖行動に変化が起きることを京都大理学研究科動物学教室が明らかにした。この成果は、12 月 9 日日分子生物学会の年会(注: Firefox 3/IE9では証明書期限切れ警告が表示されます) で発表されるそうだ。 1954 年に当時の森主一教授が暗室での飼育を開始し、以後今日まで遺伝学の実験用に育ててきたという。暗室のハエは、外見的には嗅覚が発達しにおいを感じる感覚毛が伸び、異性を匂いで判別するようになり、通常のハエには交尾しなくなったという。遺伝情報解読の結果、嗅覚・フェロモンなどに関する遺伝子 40 万か所で変異がみつかったそうだ。ショウジョウバエ 1400 世代は人間なら 3 ~ 4 万年に相当する。現在解明されている人間の進化に比べると、特殊

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    mieapril 2009/12/09
  • 行方不明になっていたガリレオの指と歯、発見される | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年11月25日 13時00分 持ってると秘められた能力が発動したりするかも? 部門より AFPBBニュースによると、地動説を提唱したことで知られる17世紀イタリアの修道士・天文学者、ガリレオ・ガリレイの指と歯が発見されたそうだ(写真付きの記事)。 ガリレオは埋葬されるときに崇拝者らにより指や歯を切り取られていたそうで、その後行方不明になってたものが最近になってコレクターにより偶然発見されたとのこと。

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    mieapril 2009/11/26
  • 実際に交尾できる「培養ペニス」、ウサギでの実験に成功 | スラド サイエンス

    Wired Visionによると、実験室で組織から培養して作った「培養ペニス」をウサギに移植させ、そのペニスで交尾・妊娠させることに成功したそうだ。 海綿体の一部のみを培養した組織では勃起に失敗したそうだが、今回の研究では海綿体全体を培養したことで、電気刺激・化学刺激による勃起に成功、さらにこのペニスを移植されたウサギに交尾の機会を与えたところ、8例が射精し,4例で子供ができたそうだ。さらに、処置されたウサギは通常のウサギよりも好色たっだそうだ。 「対照群のウサギは大半が、メスウサギを与えられても交尾を試みなかった」が、「バイオ工学でペニスを再生されたウサギは、メスウサギを与えられて1分以内にすべてが交尾を試みた」

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    mieapril 2009/11/11
  • 「草食系」のクモが発見される | スラド サイエンス

    クモといえば獰猛な肉と思われがちだが、ナショナルジオグラフィック日版の記事によると、Villanova大学のChristopher J. Meehan氏やBrandeis大のEric J. Olson講師などの研究グループによって、植物からも栄養を摂取するクモがメキシコ東南部とコスタリカ北西部の熱帯地域で確認された。草系のクモの発見はこれが初である。 この成果は10月13日付のCurrent Biology誌に掲載されている。なお、筆頭著者のMeehan氏だがBBCの記事によると、発見時は大学の学部学生(“at that time an undergraduate student”)だったそうだ。 植物をべるクモは2001年に第二著者のOlson氏がコスタリカで発見し、2007年にMeehan氏がそれとは別個に観察し、共同研究が始まったと言う。彼らは中央アメリカと南部メキシコに生息

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    mieapril 2009/10/20
  • 昨年1年間にメコン川流域で163種類もの新種が発見される | スラド サイエンス

    世界自然保護基金(WWF)の発表によると、東南アジアのメコン川流域で、昨年1年間で163種類もの新種の生物が発見されていたそうだ。 発見された新種は、植物100種、魚類28種、爬虫類18種、両生類14種、哺乳類2種、鳥類1種。メコン川は、チベットの源流から、中国雲南省、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムに流れる大河であり、これらの新種は流域の各国で行われた調査で発見されたものである。タイで見つかったカエルは、牙のある大きな口を持ち、糞から羽が見つかったことから、鳥をべると見られる。ベトナムで発見されたヤモリは、ヒョウのような柄とネコのような目を持っている。新種の一覧や写真等、詳しい内容はWWFのサイト(PDF)で公開されている。 メコン川流域は過去10年間で1000種以上の新種が発見されている生物の宝庫であり、重要な生態系の一つとしてWWFが調査・保全を進めている地域である。

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    mieapril 2009/09/29
  • NASA、民間有人宇宙飛行開発に 5000 万ドル支援 | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年08月14日 10時30分 NASA予算の 5 % というだけでもすごいと思うが 部門より NASA は商用の有人宇宙飛行開発支援に経済刺激策用予算を 5000 万ドル投入することを発表した (NASA による発表、マイコミジャーナルの記事、家 /. 記事より)。 NASA の Commercial Crew and Cargo Program (C3PO) による「Commercial Crew Development Program (CCDev)」と呼ばれるこの商用有人宇宙飛行開発プログラムは 9 月末に正式に発表される。企業から提出された企画はコンペにかけられ、選ばれた企業は支援を受けられるとのこと。 この支援策の目的の一つは、スペースシャトル引退後の ISS への輸送を自国の民間宇宙飛行サービスで確保することにある。現在のままではスペースシャ

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    mieapril 2009/08/14
  • ギークが残した最後の言葉 | スラド サイエンス

    WIRED MAGAZINEに「10 Best Geeky Last Words(ギークが残した最後の言葉)」という記事が載っている。 偉人・変人が死に際して遺した言葉を集めたものだが、記事を読んでいたら、フロイトやエジソン、ファインマンに混じって、最後にこっそりと火星探査機フェニックスのTwitter最後の雄叫びが入っているのには笑った。 ちなみに、火星の極地にある「物の」フェニックスは現在活動を停止しているが、その後もTwitterは更新が続いている。

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    mieapril 2009/04/06
  • 山形県のアマチュア新天体捜索者、新彗星を発見 | スラド サイエンス

    AstroArts によると、山形県在住の新天体捜索者、板垣公一さんが 3 月 14 日夕方、くじら座に新彗星を発見したそうだ。 彗星の明るさは 10.8 等で尾はなかったとのこと。この「板垣彗星」はおひつじ座を北上するように移動していて、3 月いっぱいくらいが観測に適しているとのこと。日国内における新彗星の発見は、2002 年 12 月に発見された工藤-藤川彗星 (C/2002 X5) 以来、6 年ぶりだそうだ。

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    mieapril 2009/03/19
  • ダイヤモンドより硬い物質が発見される | スラド サイエンス

    GIGAZINE の記事などによると、ロンズデーライト(lonsdaleite)という天然では極めてまれな物質が、ダイヤモンドより58%硬いことが明らかになったとのこと。(ItvNews の記事、論文Abstract) physorg.comによると、今回発見された「ダイヤモンドよりも硬い物質」は「wurtzite boron nitride(w-BN)」と呼ばれるものと、「lonsdaleite」と呼ばれるものの2つ。硬さとしてはlonsdaleite > w-BN > ダイヤモンド、という順番で、lonsdaleiteは今まで発見された物質の中でもっとも硬い物質となるそうです。

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    mieapril 2009/02/26
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