生体模倣ロボット(2):微細な爪で登るクモロボ(動画) 2009年10月20日 Priya Ganapati (1)から続く 微細なトゲで登るクモロボ 何かによじ登る際に、昆虫の足にあるトゲはどの程度効果的なものなのだろうか? Kim氏と同僚たちはこうしたアイデアについて検証し、昆虫型ロボット『SpinyBot』を制作した。 SpinyBotでは、表面に対する接着性を生み出すために、彼らが「micro claw」(極小の爪)と呼ぶ小さなトゲを採用している。こうした取り組み方法は、クモに見られる構造からヒントを得たものだとKim氏は言う。トゲによって、表面にある小さな隆起やくぼみを利用して前進するのだ。 Spinybotの各足には、10の爪先部分があり、それぞれの爪先に2つのトゲが付いている。それぞれの爪先は、他の爪先とは関係なく個々に伸ばすことが可能で、負荷を分散させることができる。また