不動産を売却した際にかかる税金について知っておきたい基礎知識
不動産の購入時に様々な経費がかかるように、不動産売却時にもやはり経費がかかる。仲介手数料と各種税金が代表的な経費といえる。 仲介手数料については、媒介契約を締結する際に分かっていることだが、税金については不動産の種類や面積などの諸条件によって税額が変化するため、後で税務署に確認しようと思うかもしれない。しかし、実は譲渡するタイミングによっても税額が変化するため、不動産を売却する前からある程度税金について把握しておく必要がある。 税金にまつわる知識がなかったために、後で大きな損をすることにもなりかねない。税金は、税務上の規則によって細かく取り決められており、なおかつ毎年微妙に税率が変わることもある。そのため、一般の人々にはとても分かりにくい内容となっている。そこで、今回は、一般的に抑えておきたいポイントに絞って紹介する。 不動産を譲渡して利益が出た場合、その利益を譲渡所得として所得税（国税）
不動産投資を成功に導く！賃貸経営の分析に欠かせない「投資指標」とは？
賃貸経営を成功させるためには、不動産投資の分析をしなければならない。この分析を行うにあたり非常に便利で分かりやすいのが「指標」と呼ばれるものになる。指標とは、例えば、「表面利回り」などを指す。 今回は、不動産投資の世界で使われている様々な指標について解説するが、ここで大事なことは、「その指標は何を求めるための指標か？」を十分に理解する必要があるということだ。それぞれの指標にある目的を意識すると、不動産投資の仕組みが理解しやすくなるため、初心者でも知っておく必要があるだろう。 NOI（Net Operating Income）とは、正確にいうと指標ではないが、様々な指標に使われるため、知っておいて損はない。NOIの「Net」はネット利回りのネットとなり、直訳すると、「正味稼動利益」となる。 つまり、不動産投資を行う上でかかるコストを実際の賃料収入から差し引いた正味の利益ということになる。重要
マンション・アパートを賢く売却するコツ！高く売るにはポイントがあった！？
2014年に総務省から公表された住宅・土地統計調査によると空き家率は全国平均13.5%と、10軒に1軒は空き家があるという現在の日本。戸数にすると、総住宅数は6,063万戸で空き家の数は820万戸だ。 年々増加する空き家だが、問題の解決として国は中古住宅の流通を促している。 中古住宅を購入してリノベーションをするなど「買う」側面での選択肢は広がっているが、実際「売る」側はどうなのだろうか？ マンションやアパートへ投資したのは良いが、「急に資金が必要になった」時や「今が売り時だと判断した」など、投資方法と同じくらい「賢く売却する方法」も知っておくべきだろう。 住宅や収益物件も含め、不動産を買ったことはあっても、売却は初めてという人は実際に少なくない。土地や住宅、マンションやアパートなど不動産を少しでも良い条件で売却するにはそれなりに「コツやポイント」はあるものだ。 例えば、売却する際の流れや
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