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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mugi411 (5)

  • 海外留学を呼びかける人々 その① - トーキング・マイノリティ

    先月19日(火曜日)、河北新報の「座標」というコーナーに、「可能性信じ夢に挑戦を」と題したコラムが載った。投稿者は「インターフェイス」代表取締役社長の野澤一美氏。「職業選択」という見出し付きで、野澤氏は海外留学を果たして今の地位を築いたと主張するコラムを書いている。その全文紹介したい。 -13年間暮らしたアメリカのテキサス州ダラス市から、起業するために秋田市へ単身赴任をしてから4年が過ぎた。その間、ゴールデンウイークと年末年始の年2回は米国に住むアメリカ人の夫を訪ねている。成田空港から直行便が米国系航空しか運航していないため、海外への移動はずっとその航空会社を利用していたのだが、JAL(日航空)に勤務する友人がシカゴに転勤したこともあり、今回の年末年始は久しぶりにシカゴ直行便のJALを使ってみた。 最近、経営苦で新聞をにぎわせているJALではあるが、機内サービスに関しては全く不満は無かっ

  • 海外就職の落とし穴 その③ - トーキング・マイノリティ

    その①、その②の続き ネットでは研究者を自称する書込みを時々見かけるが、その殆どは研究分野を明かさず、単に“研究者”と名乗る特徴がある。ももんが氏が当に研究者なのか確認は不可能だが、HNから氏の人格も想像がつく。木から木へ飛び移る小動物名を使うこと自体、安易に楽と思う所に移動したがる心理があるのだろう。もちろん移動するのは自由だが、慌てる乞はもらいが少ないという諺もある。 そして、「海外ニート氏」のことに触れていたので、ももんが氏が何処のサイトから飛んできたのか見当がついた。あえて名は伏せるが、拙ブログに盛んに「海外ニート氏」を讃えていた人物がおり、いかにも同類らしいと感じた。そのため私は以下のように返信した。 (前略) ただし、己の人生を決めるのは人なので、「海外就職」や「海外留学」をした以上ご自由に、としか言いようがありません。その後の人生がどうなろうが、知ったことではないのです

  • 海外留学を呼びかける人々 その② - トーキング・マイノリティ

    その①の続き 野澤氏が何の縁もない秋田県で起業しているのも意味深だ。東北地方でも特に秋田県は若者の就職の場がなく、何年も前から人口流出が深刻な県である。氏と会った若い女性は「秋田に来る外国人観光客に英語でガイドしてあげたい」「通訳になりたい」と話していたそうだが、秋田県に来る外国人観光客など至って少なく、通訳もさほど必要としない。野澤氏が宮城県で起業しなかったのも当然だろう。秋田より就職状況に恵まれているためか、通訳のバイトもあるのだ。氏の故郷・埼玉県皆野町も地方だが、こちらは関東圏だから若者も彼女のようなコンサルタント社長の話を易々と信じないのかも。 コラム文から、この人はマスコミに影響されやすいタイプではないかと感じた。テレビドラマの影響で、客室乗務員は小さい頃の憧れの職業だったとあり、それは結構だが、「目の前で働いている彼女達を観察すると華やかに見えるが肉体労働の部類に入るのではない

  • 海外就職の落とし穴 その① - トーキング・マイノリティ

    経済の低迷で若者の就職難が続いている。卒業しても就職先の決まらない若者が大勢いるのは深刻な社会問題であり、就職先として海外に目を向ける若者が出てくるのは当然だろう。しかし、程度の差はあれど不況の続いているのは海外も同じらしく、先日ニュージーランドでの就職事情を紹介するブログ記事を見かけた。題名もズバリ「IT系専門学校への留学は慎重に」となっており、以下は記事の全文。 -数年前から、NZのIT系専門学校数校に日語サイトができたり、日系エージェントがつくようになりました。うちはその前に、別の用事でオットがとあるIT系専門学校の学長に会ったことがあったので、知り合いのワーホリさんが日系メディアへ広告を出してくれる企業を探している時に、紹介してあげました。それがそのワーホリさんの実績になって良かったね~なんて言っていた事があるので、もしかしたら責任の一端があるのかも???しれません。ないと思うけ

  • 個を認めない社会 - トーキング・マイノリティ

    よく日は個を認めない社会と言われる。確かに島国という地政学的な環境もあり、皆に歩調を合わせるという横並び志向が日人に異様に強いのは否めず、スタンドプレーよりも控え目が求められる。その点では確かに日は「個を認めない社会」だが、これは日に特異なものだろうか。そもそも、個を認める社会など世界全般からすれば、欧米のごく一部に過ぎないのではないか? 日社会の集団性や没個性を非難する文化人は、殆どと言ってよいほど比較対象は欧米、殊に後者なのだ。日米比較文化論を試みるのは結構だが、アメリカ歴史の極めて浅い移民国家であり、伝統社会のしがらみも薄いという、むしろ世界では稀なケースである。しかも、キリスト教国家で、根的に国家原理も違う。比較対象として取り上げるなら、欧州の方が相応しいと私は思う。 欧州でも西欧と東欧、北欧と南欧では、同じ白人のキリスト教国とは思えないほど社会や文化面も異なっており

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