うまくいっていたキャシー・ウッド氏の投資手法がつまずきつつあると考える人は、近く上場投資信託(ETF)でその見方を反映できるようになりそうだ。 米証券取引委員会(SEC)への7月30日の提出資料によると、「ショートARKK・ETF」はスワップ契約を通じ、ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントで最大のETF「アーク・イノベーションETF(ARKK)」(運用資産230億ドル=約2兆5200億円)の運用成績と逆向きに連動することを目指す。ティッカーは「SARK」で、信託報酬はARKKと同様に0.75%となる。 取引が開始されれば、SARKは2020年に成功が際立った資産運用会社に対する大胆な逆張り投資となる。テスラなど株価が急伸したハイテク株への強気な投資でARKKは昨年、一時約150%上昇した。ただ、特に好調だった一部の組み入れ銘柄は市場の投機熱が落ち着くにつれ運用成績の重しとな
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