27日午前1時10分すぎ、東京都大田区西蒲田7丁目の9階建てマンション1階の飲食店付近で爆発があり、向かいのマンション1階のバーにいた男性客(44)と向かいのマンション6階に住む女性(64)が割れたガラス片などで頭に軽傷を負った。警視庁は、何らかの原因でガス爆発が起きたとみて詳しく調べている。 蒲田署によると、爆発が起きたとみられる飲食店は当時、無人だった。周辺のマンションや店舗では、窓ガラスが割れるなどの被害が確認された。近くに住む石井忠司さん(68)は「寝ていたら地震のような揺れを感じて起きた。窓を開けると道路にガラスが散乱し、植木も吹っ飛んでいた」。近くで豆腐店を営む女性(74)は「外に出ると、少しだけガスのようなにおいがした。本当に火事にならずによかった」と語った。 現場は東急池上線蓮沼駅から東に約150メートル。現場付近には午前10時半現在もガラス片などが散乱し、署は周辺の道路を