努力すれば報われると信じている人は多い。平等な世界が実現されていることは言うまでもなく理想であろう。しかし最新の研究では、生後環境よりも遺伝で決まってしまう要因があるということが分かり始めている。 非常に興味深い研究結果だ。 出典:https://twitter.com/biccobeat/status/878974194129567745 参考書籍:遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書) 一卵性双生児を研究する手法で、様々な分野での結果が遺伝によるものなのか生後環境(共有・非共有環境)によるものなのかを調査した。ここでの「環境」というのは要するに「教育」のことだと置き換えて考えてもいいだろう。 このグラフから学べる重要な示唆は「世の中には遺伝が大半を占めるものがあり、いくら努力しても無駄に終わることがある。まずは自分に向いていることを探すことが重要」ということだ。