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![春田りょう『うつくしい子ども (第68回ちばてつや賞入選)』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3105b6325b933e53f0578afa136a0772b5a4a479/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmorning.kodansha.co.jp%2Fcontent%2Fimages%2F_moae%2FDAYS_L.png)
九州北部でこんなに雪が積もるなんて! 日曜日は、マンションのベランダからみた外が一面の銀世界であることに、かなり興奮した。 こんなことは、一生に一度かもしれないな、と。 しかし、月曜日、仕事となると、様相が一変する。 出勤しなければならない状況では、雪というのは、とんでもない障害物だったのだ。 そもそも、九州は、山間部でもなければ、雪に対する備えという概念に乏しい。 ちょっと積もっても、朝になってしばらくすれば、土色になった雪の残骸が道路脇にあるくらい、だと思っていた。 結局、いつ来るかわからな電車を待ち、遅刻してしまったのだが、仕事先はそんなにたいして積もってもおらず、「そんなに大変だったんですか?」と怪訝な顔で見られてしまった。 そして今日、車の雪を払って、出勤したのだが、これがまたとんでもないことに。 相変わらず高速は通行止めで、一般道を通っていたら、比較的大きな道路の一部に集中して
翻訳問答2 創作のヒミツ 作者: 鴻巣友季子出版社/メーカー: 左右社発売日: 2016/01/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る鴻巣友季子さんと片岡義男さんの、言わば翻訳の達人二人によって行われた『翻訳問答』に続き、今作では小説家としても活躍する人々五人と鴻巣友季子さんの問答アンソロジーである。登場する人物は奥泉光さん、円城塔さん、角田光代さん、水村美苗さん、星野智幸さんとそうそうたるメンバー。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 前作はプロ同士の解釈のせめぎ合い、技法の交わし合いが面白かった。一方、今作では鴻巣さんがどちらかといえば教授するような本になるのではないかとちょっとだけ心配していたのだが、そのような一方的な展開にはならずに、ちゃんと独特の面白さが出ている。作家ならではの解釈というか葛藤が存在しており、翻訳される作家側の思いが
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