2017年9月1日のブックマーク (1件)

  • 【震災真論・深論】おばちゃんの技は「宝物」 何としても雇用守る マルハニチロ石巻・工場長の奔走(1/3ページ)

    現地再建されたマルハニチロ新石巻工場。今年4月に操業を始めた。設備は最新鋭に変わってもおばちゃん従業員は変わらない=15日、宮城県石巻市 (川村寧撮影) 「三度目の正直」も実らなかったと聞き、マルハニチロ石巻工場(宮城県石巻市)の工場長(当時)、山口龍一(59)はがっくりきていた。 平成25年冬。 同社は東日大震災で被災した工場の現地再建に向け、国庫補助金の交付を申請していた。申請は3回目。国は1、2回目に続き、首を縦に振らなかった。 補助金交付には再建を目指す被災地の各企業から申し込みが殺到していた。国は資金力の乏しい中小企業を優先させ、大手企業を後回しにした。補助率は3分の1。水産業界最大手とはいえ、公的資金に頼らない自力再建は難しい。 撤退。 石巻市に進出して70年近く。地元で「ニチロさん」と親しまれた歴史に終止符を打つ漢字2文字が山口の脳裏をかすめた。 社も閉鎖に傾いていた。補

    【震災真論・深論】おばちゃんの技は「宝物」 何としても雇用守る マルハニチロ石巻・工場長の奔走(1/3ページ)
    mikamikami
    mikamikami 2017/09/01
    マルハニチロの話。石巻ではそれこそ「別格扱い」されている事もあり、これまで絡みもなく話もほとんど聞いたことがなかった。水産加工における、おばちゃん達の重要性がよくわかる。