ちょっとやりきれなくなったので、小学校教員の現状を少しお話しさせてください。 教員採用試験の倍率は年々下がり、小学校においては全国的に3倍を下回ろうとしています。 教員の質は悪くなっていると言わざるを得ません。 それなのに。 先生になると、すぐに担任をもたされます。 授業がうまくいかない 学級経営がうまくいかない ↓ 子どもの離席が始まる ケンカが増える ↓ クラスが荒れる ↓ 保護者からの苦情対応が増える 仕事に追われる これが、多くの新任教員が辿るルートです。 この中で生き残れるのは、 わりと器用でなんとかできた教員。 学びながらがんばって力をつけた教員。 もしくは、 鈍感でメンタルがタフな教員。 うまくいかないことはすべて誰かのせいにして乗りきった教員。 この2つに大別されるように思います。 そして… 倍率の低下とともに、前者が年々少なくなっているように感じるのは、私だけでしょうか?