関西電力の15%の節電要請を受け、ダイキン工業は2日、阪急梅田駅(大阪市北区)の1階コンコースで、社員らが通行人に家庭用エアコンの節電術を指南するイベントを開いた。3日も開催する。 資源エネルギー庁によると、夏の午後2時ごろの家庭における平均消費電力のうち、エアコンが50%以上を占める。しかし、暑さを我慢しエアコンを作動させないと熱中症にかかる危険も指摘されている。 そこで、エアコンを主力事業とするダイキンは、エアコンの節電術を多くの人に“伝授”することで、効率的な節電に協力することにした。 エアコンの運転効率を保つためには、フィルターを2週間に1回は水洗いするか掃除機でごみを吸い取る必要があり、イベントではダイキンの社員が実機を使って掃除の仕方を紹介。また、電力消費の大きい室外機についても「よしずをたてかけて日陰にし、(よしずに)水をかけると電気代が格段に下がる」などと説明した。 会場で