11月5日に投票が行われるアメリカ大統領選挙。国民の主張は二分され、社会の分断が激化することが懸念されている。超大国・アメリカで顕在化する危機に迫る。
ある朝、目覚めたら、家の前に朽ちかけたわらの大きな人形が置かれている。でも、気持ち悪いと捨てることなかれ。山口県長門市から下関市北部の海まで約50キロの間を順送りして、豊作を祈る農耕行事なのだ。ただ最近は、この行事自体を知らない人が多く、海までたどり着かないこともある。さて、今年は。 道路脇に、長さ2メートル弱の竹とわらでできた、馬にまたがる武者が2体。武者は紙に描かれた顔とかぶとがついている。下関市豊北(ほうほく)町の二見地区で9月上旬、記者が見つけた。 調べてみると、イネにつく害虫を追い払う農耕儀礼「サバー送り」の人形だという。サバーとは、イネの害虫ウンカの地域での呼び名。2体は「サバーサマ」という神さまと、お供の「サネモリサマ」。イネの株につまずいて討ち死にした平家の武将・斎藤別当実盛(さねもり)にちなむそうだ。 長門市の集落の人らが作り、例年、田植えが終わった7月に飯山八幡宮を出発
菅義偉官房長官は4日の記者会見で、黒江哲郎前防衛事務次官を国家安全保障局の国家安全保障参与に1日付で任命したと明らかにした。ポストは新設で、非常勤の国家公務員となる。黒江氏は南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽問題を巡り、7月下旬に引責辞任したばかりだった。 菅氏は「防衛省の最高責任者として政策の立案や実施に携わってきた。安全保障環境が極めて厳しい中、優れた識見を最大限発揮してもらう」と説明した。
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