検索サイト「ｇｏｏ（グー）」を運営するＮＴＴレゾナント（東京）は３日、会員約３万人分のアカウントで不正ログインされた、と発表した。 クレジットカード番号の流出などの被害は、現時点では確認できていないという。 同社によると、２日午前、中国や国内の特定のＩＰアドレス（ネット上の住所）から集中的に接続され、本人でないとログインできないページにログインされていた。パスワードを片っ端から入力する「総当たり攻撃」とみられるという。同社は該当会員にパスワードの変更を求めたほか、約１８００万人の全会員にも同様の措置を求める。

検索サイト「ｇｏｏ（グー）」を運営するＮＴＴレゾナント（東京都港区）は３日、ｇｏｏのＩＤ約３万件で不正なログインをされた痕跡が見つかったと発表した。特定のＩＰアドレス（ネット上の住所）からだという。登録情報の改ざんなどは確認されていないが、被害規模などの調査を急ぐ。 　同社は該当する約３万のユーザーに対し、従来のパスワードでのログインを一時的にできなくし、パスワードの変更を呼びかけた。 　同社によると、２日午前１１時３０分ごろ、中国や国内など特定のＩＰアドレスから１秒に３０件超のログイン要求があった。詳しく調べたところ、１〜２日に約３万のＩＤで不正ログインされた痕跡が見つかった。 　ただ、クレジットカード情報などを含むユーザーの登録情報や、ｇｏｏメール受信箱への不正アクセスは確認されていないという。

米歌手シンディ・ローパーさんが購入し、津波をかぶった状態から修復された「再生ピアノ」が、２０１６年夏に開院予定の宮城県石巻市立病院に寄贈されることになった。 「市民のために使って」と託された石巻市の楽器店「サルコヤ楽器」社長の井上晃雄さん（８３）が３日、亀山紘市長に目録を手渡した。 寄贈されるのは、東日本大震災の津波で壊れた小型のアップライトピアノ。昨年３月、被災地を励ますために来日したシンディさんは、同店を訪れ、壊れたままのピアノを即座に購入した。 その際、「被災した市民のために使ってほしい」と頼まれた井上さんが１年をかけて修復。津波で損壊し、再建中の市立病院に寄贈することを提案した。

岡田さん親子が見つかった倉庫の入り口前＝３月３日、北海道湧別町町役場には夏音さんを激励する手紙やメールが相次いで届いている＝北海道湧別町 　【熊井洋美】父の初めての月命日が巡ってくる。猛吹雪の中、自ら覆いかぶさって体を温めてくれた父は童謡を歌って励ましてくれた。北海道で９人が命を落とした３月２〜３日の暴風雪被害から１カ月。「あんまり泣いてはいけないよ」。先に亡くした母の言葉と、父のぬくもりとともに、９歳の少女は前を向こうとしている。 　「学校に行きたい。けど、まだ、あんまり指が動かせない。どっちの足も」 　足に凍傷を負った岡田夏音（なつね）さん（９）は、約１０日前に病院を退院した。数年前に母を亡くし、父幹男さん（当時５３）と２人暮らしだった自宅から、使い慣れた布団やクマとキリンのぬいぐるみを運び、地元・湧別町の親族宅で暮らしている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が

北海道を代表する観光スポットの一つ、えりも町えりも岬地区に１軒だけあったガソリンスタンド（ＧＳ）が３月で廃業した。 地元住民だけでなく、ツーリングのライダーやレンタカー移動の観光客らがよく利用するＧＳだったが、エコカーの普及や人口減で利用者が減り、消防法の改正で改修を迫られ、廃業に追い込まれた。 同店は１９７１年の創業で、襟裳岬の観光がブームだった頃は１日１００人以上の利用があったが、東日本大震災以降の利用客は１日数人に減っていた。このＧＳを経営する佐藤竜一さん（４８）によると、消防法改正に伴う改修に数百万円かかる上、潮風にさらされる計量器などの設備が傷みやすく、廃業せざるを得なかったという。 同店の廃業で、えりも岬地区の昆布漁師は、磯舟の燃料を車で１５分ほど離れた町中心部まで買い求めに行かなければならなくなった。帯広方面から襟裳岬を目指す観光客は、広尾町を過ぎると約５０キロほどＧＳがない

岡山県教育委員会の職員が、県立高校の部活動で体罰があったとする匿名の電話を受けた後、電話機に表示された電話番号を基に情報提供者の名前と住所を調べ、学校側に伝えていたことがわかった。 県教委は「個人情報の取り扱いに問題はなかった」としている。 県教委保健体育課によると、県立高校に通う生徒の保護者と名乗る複数の人物が２月下旬から３月上旬にかけて３回、「部活動中に顧問がミスした部員を殴った」「平手打ちをして鼓膜を破った」とする情報を同課に匿名の電話で連絡。同課職員が表示された電話番号をインターネットを使って調べ、名前と住所を把握したうえで、通報内容を同校に伝えるとともに、該当の生徒がいるかを同校に問い合わせたという。 県教委教育政策課は「県個人情報保護条例に基づき、県立学校を含めた県教委内で情報を共有することは問題ないと判断した。生徒の身体に影響を及ぼす事案なのでしっかりと調査したかった」として

栃木県佐野市葛生化石館は２日、葛生地区の石灰岩地層から、約２億７０００万年前の古生代ペルム紀に生息していた腕足動物の一種、クーペリナ属の化石が見つかったと発表した。 化石館によると、クーペリナ属の化石発見は国内では初めて。１９６０年代には米テキサス州西部でも発見されており、化石館は、葛生一帯がかつてテキサス州近くにあったとする説を補強する発見としている。 佐野市葛生化石館によると、腕足動物は古生代に繁栄した海の生き物で、２枚の殻がある。貝にも似ているが、それぞれの殻の大きさが異なる。その中で、クーペリナ属は熱帯性の浅海に生息したとされ、大きさが微小であるのが特徴だ。 昨年夏頃、化石に詳しいマニアが石灰岩の塊を化石館に持ち込み、田沢純一・新潟大名誉教授の協力を得て調査を進めてきた。その結果、塊から計１３個体を発見した。大きさは約２～２・５ミリだった。 クーペリナ属は１９６６年にテキサス州西部

ドライバーに子どもらの飛び出しへの注意を呼びかける人形の看板「飛び出し坊や」を紹介する企画展「飛び出し坊やとゆかいな仲間たち」が、滋賀県東近江市山路町の市能登川博物館で開かれている。 飛び出し坊やは、１９７３年６月、交通量の急増に伴って交通事故が増える中、旧八日市市社会福祉協議会の依頼で地元の看板製作会社「久田工芸」が、少年をかたどった看板を考案、製作したのが始まりとされる。その後、旧八日市市だけでなく、県内全域で設置が進み、現在では少年以外にも女の子やお年寄り、様々なキャラクターなどの看板が生まれ、マニアにも注目されている。 会場では、久田工芸が現在作っている、赤いシャツと黄色いズボン姿の少年「とび太くん（飛出(とびだし)とび太）」の実物のほか、忍者（甲賀市）や、人気アニメ「けいおん！」（豊郷町）のキャラクターなど、県内各地のご当地看板１１４体を写真で紹介している。 甲賀市甲賀町、会社員

当時の姿そのままに復刻されたバイク「ミシマ号」＝三島商工会議所「ミシマ号」を製造していた三島市の工場内の様子。木造の建物に裸電球という環境の中、手作業で組み立てていた＝１９５０年代初め、丸善工業提供 　【山田知英】戦後の復興期に静岡県西部と並んでバイクが製造されていた三島市で、６０年を経てバイクが復刻された。その名は「ミシマ号」。「西のホンダ、東のミシマ」と称されたバイクをよみがえらせ、かつてのものづくりへの思いを復活させようという試みだ。 　「ミシマ号」の開発が始まったのは、戦後間もない１９４８年。戦時中、下請けとして航空機のエンジン部品を製作していた故・諏訪部伊作氏が、東京の知人から「バイクをつくらないか」と持ちかけられ、試作を開始。５０年に「ミシマ軽発工業」を設立し、製造を本格的に始めた。 　４サイクル単気筒の「ミシマＳ（１３８ｃｃ）」や「ミシマ５２Ｈ（１５０ｃｃ）」などを製造し、全

豊田市の旭観光協会は、旭地区（旧旭町）をＰＲする「あさひ観光案内所」を同市小渡(おど)町南貝津に新設した。旭商工会内に置いていた観光協会事務所も案内所に移し、案内所が旭地区の観光振興の拠点となる。 小渡町は旭地区の中心部にある。小渡町で唯一のガソリンスタンドが昨年９月末で廃業し、その空き店舗を賃借して改装した。事務局長と臨時職員２人が交代で常駐し、観光案内や広報活動を行う。水曜定休で、開館時間は午前９時～午後５時。観光協会はこれまで休みだった土、日曜日を勤務日にし、観光客の利便性を図る。 ２日はオープニングセレモニーが行われ、約１００人が出席。地元の和太鼓愛好グループ「笹戸わ太鼓」が演奏して盛り上げ、関係者らがテープカットした。観光協会の田沢真会長は「市の北の玄関として寄与できる」とあいさつした。 旭地区には、笹戸温泉をはじめとした奥矢作温泉郷や、キャンプ・雪そり滑りが楽しめる旭高原元気村

トップ > 三重 > 4月3日の記事一覧 > 記事 【三重】 子どもの人気ゲームに「いが☆グリオ」登場 Tweet mixiチェック 2013年4月3日 たまごっちぴーすにダウンロードできるキャラクターに選ばれたいが☆グリオ＝伊賀市で 伊賀市のご当地キャラクター「いが☆グリオ」が、子どもに人気の携帯型電子ペット育成ゲーム機たまごっちぴーすに登場した。発売元の玩具メーカー、バンダイ（東京）によると、おなかが出たグリオの体形がたまごっちのキャラに似ているから。民間のいが☆グリオ実行委員会の榊太基（さかきたいき）委員長（４１）＝同市菖蒲（しょうぶ）池＝は「子どもに伊賀をＰＲできる絶好の機会」と期待する。 たまごっちぴーすは、一九九六年から販売しているヒット商品の最新機種。地域で親しまれているゆるキャラを生かそうと企画した。 バンダイによると、実行委員会がいが☆グリオのブログを頻繁に更新し、情報

トップ > 三重 > 4月3日の記事一覧 > 記事 【三重】 今年２匹目のゴマフアザラシ誕生　鳥羽水族館 Tweet mixiチェック 2013年4月3日 母親のそばで安心した表情を見せるゴマフアザラシの赤ちゃん（右）＝鳥羽水族館提供 鳥羽市の鳥羽水族館は二日、ゴマフアザラシの「つばさ」（雌、推定十六歳）が一日に雄の赤ちゃん一匹を産んだと発表した。 授乳は確認されたが、健康状態を見極めるため、一般公開の時期は未定。館内での誕生は今年二匹目。 一日に生まれた赤ちゃんは体長七六センチ、体重九・四キロ。父親は「はる」（十四歳）。「つばさ」の出産は二〇一一年三月以来で三回目。館内の飼育数はこれで雄五、雌六の十一匹になった。 （片山健生） この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo!リスティング広告 三重のよく読まれた記事 ようこそ「しまかぜ」　近鉄の新型特急、… 初の春　菰野ハツラツ