鯖江市の六歳男児が二日昼ごろ、自宅から行方不明になったが、福井鉄道やえちぜん鉄道、JRを乗り継ぎ、同日夜に石川県白山市のJR北陸線の普通電車内で発見、保護された。けがはなかった。 市では同日午後四時半ごろ、行方不明の連絡を受け、市教委や市防災危機管理課を中心に情報収集や捜索。三十人が市内や駅などを捜索、市防犯隊や消防団からも三十五人が出動した。市によると、男児は家族の外出中に一人で家を出て最寄りの福鉄水落駅から西山公園駅まで乗車。いったん下車し、下り電車で田原町駅へ。えち鉄を利用し福井駅へ行き、金沢方面のJR普通電車に乗った。切符は自分で購入したという。
長野、岐阜県境の御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火で降り積もった火山灰が、国特別天然記念物のライチョウに影響する恐れが出ている。灰によって、すみかやエサとなる高山植物が枯れる可能性があるという。ライチョウは環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているが、御嶽山周辺には、生息に適した標高二千五百メートル級の高山が他になく、専門家は「御嶽山からライチョウがいなくなるかもしれない」と懸念している。 火山噴火予知連絡会の御嶽山総合観測班の一人で、信州大の竹下欣宏(よしひろ)准教授(地質学)は十一月、御嶽山の降灰状況を調査。火山灰は二千四百メートル付近から目立ちはじめ、二千七百メートル付近では十センチほどに。ライチョウが営巣するハイマツの根元や、エサとなるガンコウランやクロマメノキなどの高山植物が灰に覆われていたという。 御嶽山のライチョウの生息域は、ハイマツが分布する二千五百~二千
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