近年のランニング人気を説明する必要はないだろう。しかし、その“アイコン”ともいうべき、若くて、キレイな女性ランナーが、意外と少ないことを知っているだろうか。 皇居を走る男性ランナーなら、一度はこんな経験があると思う。ピンク色のキュートなウエアに身を包んだスリムな女性ランナーを追い抜いた際に、チラッと顔を確認すると、思ったよりもオバさんだった……。40代でも“美ジョガー”と表現してもいいくらい、健康的で美しいランナーが増えている一方で、「20代女子」は肩身の狭い思いをしているようだ。 たとえば、東京マラソンの参加者(2013年度)を年代別で見ると、20代11.3%、30代29.6%、40代33.4%、50代18.3%という数字が並ぶ。20代は40代の3分の1ほどしかおらず、50代よりも少ない。しかも、男女比は8対2くらいで、男性が圧倒的に多い(※2014年大会の申し込み状況の男女比は男性が7
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