近畿日本鉄道は、来年五月に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の最大一カ月前から、志摩線終着の賢島駅(三重県志摩市)を封鎖する方針を固めた。賢島駅はサミット予定会場の志摩観光ホテルの近くにあり、各国首脳らを狙ったテロの危険性を排除するため、警備当局の意向を踏まえた措置となる。 封鎖に伴って名古屋、大阪方面からの列車はすべて手前の鳥羽駅(同県鳥羽市)止まりとし、乗客の手荷物を検査したうえで、バスで代替輸送する案が有力。鳥羽-賢島間の志摩磯部駅(同県志摩市)を終着とする案なども浮上している。
維新の党の顧問を務める大阪府の松井知事は、山形市長選挙への対応に関連して柿沢幹事長が辞任の要求に応じなければ、27日に顧問の辞表を党に提出する考えを明らかにしました。 これについて松井知事は記者団に対し、「責任を取らない、わがまま坊ちゃんだ。みずからの非を認めても責任を取らない人が幹事長で政党として成り立つのか」と述べ、改めて柿沢幹事長を批判しました。 そのうえで、松井知事は「責任を取らない人の下で、顧問として議員集団のサポートはできないので、あす顧問の辞表を事務局に提出する。最高顧問の橋下大阪市長も辞任することになるんでしょうね」と述べ、柿沢氏が辞任しなければ、27日に顧問の辞表を党に提出する考えを明らかにしました。 また、松井知事は「党を割るためにやっているのではない。柿沢氏が幹事長を続ければ、それが党を割ることにつながるのではないか」と述べました。
海女をモチーフにした志摩市公認の萌(も)えキャラを巡り、現役海女らが「女性を蔑視するデザインだ」として市の公認撤回などを求めている問題で、性的少数者を含む若手フェミニストの団体「明日(あした)少女隊」の代表者が25日、市に意見書と公認撤回を求める約7000人の署名を提出した。 明日少女隊は、「すべての性の平等がみんなの幸せ」をテーマに、日米を拠点としてインターネットなどで活動している団体。今月18日からネット上に意見書を公開し、市の公認撤回を求める署名を募ったところ、24日夕方までで国内外から6936人の署名が集まった。 市役所を訪れたのは、同隊のメンバーで京都市在住の女性(29)と、兵庫県在住の女性(28)。2人は市観光戦略室で、「海女さんや志摩市だけの問題とは思えない。行政が未成年の女性を性的なものとして表現し、公認キャラクターとして市の広報に使い、多くの公共の場所で公開していることは
愛知県稲沢市の名古屋文理大に新校舎が完成し、学生らが25日、同市に古くから伝わる風習「便所開き」でお祝いした。学生有志が企画した。 「便所開き」は家などを新築した際、知人や近所の人を招き、便所でお茶菓子を振る舞って神様をまつる風習。尾張地方で行われていたとされ、洋式便所になった今でも同市祖父江町を中心に行われている。 学生らは、教室や食堂などがある新校舎「FLOS(フロース)館」のトイレの便器の上に座布団を敷き、1人ずつ座って抹茶とおはぎを食べた。招待された理事長や学長らも体験した。 学生らは今年度、市と連携し、動画を使って稲沢の魅力を若者目線でPRする事業に取り組む。リーダーで情報メディア学部4年の御家雄一さん(22)は「不思議な行事。この面白い伝統を、稲沢をPRするための素材にしたい」と話した。(中野龍三)
維新の党の内部対立が抜き差しならない事態に至っている。柿沢未途幹事長が地方選で特定候補を支援したのを機に、橋下徹最高顧問(大阪市長)に近い関西地盤の議員が柿沢氏の辞任を要求。25日には橋下氏が「けんかで決着するしかない」として、柿沢氏と松井一郎顧問(大阪府知事)の公開討論を求め、開かれる方向だ。関西の議員は柿沢氏が辞めなければ離党の構えも見せており、党は分裂寸前だ。 柿沢氏は25日午前、大阪府庁に松井氏を「アポ無し」で訪ねた。柿沢氏が山形市長選で地元の反対を押し切り、民主党などが推す立候補予定者を応援したことを橋下氏が問題視。松井氏との公開討論会を求めたが、柿沢氏は松井氏との直接会談で問題を収束させるのが狙いだった。 柿沢氏は会談で「地元の同意を得ずに応援に行ったのは、幹事長として瑕疵(かし)がある」と述べたが、「なぜ辞めなければならないのか」と反論。松井氏は「瑕疵があると言うなら、どうい
2020年東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場ロゴに似ていると指摘されている問題で、アートディレクター佐野研二郎さんの案を選んだ審査委員の代表、永井一正さん(86)が、現在公表されているものは応募案を一部修正したものだと明かした。騒動後、永井さんが取材に応じるのは初めてで、「ベルギーの劇場ロゴとは似ていなかった」と述べた。 永井さんは日本を代表するグラフィックデザイナーの一人で札幌冬季五輪のシンボルマークを手がけた。 審査委員は、ほかにグラフィックデザイナーの浅葉克己さんら7人。永井さんによると、応募104案は作者名を伏せた状態で番号だけで審査し、3案に絞った後、議論の結果、佐野さんの案が選ばれた。他の2案は原研哉さんと葛西薫さんによるものだった。 審査では「五輪とパラリンピックのエンブレムが互いに関連しつつ区別がつくかどうかや、メディアやグッズ、会場で使われる際の展開可能性も検討された」
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