初飛行する小型ジェット旅客機「MRJ」=11日午前9時35分、愛知県小牧市で、本社ヘリ「まなづる」から(畦地巧輝撮影) 三菱航空機は十一日午前、国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行を愛知県営名古屋空港(同県豊山町)で実施し、約一時間半の試験飛行を無事に成功させた。プロペラ機「YS11」以来、半世紀ぶりとなる国産旅客機で、日本の航空史に新たなページを刻んだ。初飛行はこれまで五回延期されただけに、製造にかかわった親会社の三菱重工業関係者や航空ファンらも歓喜の声を上げた。 初飛行は試験用に組み立てた五機のうち、昨年十月に公開した一号機を使用した。自衛隊出身のテストパイロット安村佳之氏や設計技師ら五人が乗り込み、午前九時三十五分、名古屋空港の滑走路を南から北へ走って離陸した。
食害が深刻なニホンジカの駆除方法として、林野庁中部森林管理局(長野市)が、伊那市長谷の国有林内を通る林道の複数箇所に餌をまいておびき寄せ、車で移動しながら効率的に猟銃で仕留める「モバイルカリング」を試みている。「モバイル」は移動、「カリング」は計画的な間引きを意味し、北海道などで導入例があるという。同森林管理局は4~6日に初めて行い、雄雌4頭を仕留めた。10日、現地で報道機関向けに説明した。 林道は、鹿に高山植物が食い荒らされている南アルプス仙丈ケ岳(3033メートル)の南西にある。標高1200~1500メートル台に延長5・6キロと7・8キロの2ルートを設定。餌は植物を固めた「ヘイキューブ」で、誘引効果が高いというしょうゆをかけた。10月15日から3日に1回、11月からは毎日、2ルートに8カ所ずつまいている。 協力する民間の野生動物保護管理事務所職員が指揮者、中部森林管理局職員が記録者
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