燃費偽装問題についての記者会見の冒頭、頭を下げる三菱自動車の相川哲郎社長(手前)(26日午後4時30分、国交省で)=三浦邦彦撮影 三菱自動車が軽乗用車の燃費を偽装していた問題で、相川哲郎社長は26日、社内調査の報告書を国土交通省に提出した。 国交省によると、三菱自は走行試験の結果と関係なく、タイヤや空気の抵抗について燃費目標を達成できるデータを 捏造 ( ねつぞう ) していた。燃費データの測定については1991年から法令違反が続いていた。 相川社長らは記者会見し、新車開発の際に燃費目標を5度引き上げ、プレッシャーに感じた開発担当者が不正行為に及んだとの見方を示した。 燃費偽装が行われたのは、三菱自が2013年6月以降に発売した「eKワゴン」「eKスペース」、日産自動車向けに生産していた「デイズ」「デイズルークス」の計4車種。いずれも販売が中止されている。 不正行為は他の車種でも行われてい
![燃費目標5度引き上げ「開発担当者が不正行為」 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21ce3ee1c3df1293cbebde2cdb69844b52038708/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fimg%2Fyol_icon.jpg)