木曽郡王滝村が所有するスキー場「おんたけ2240」の次期指定管理者が決まっていない問題で、村は13日の村議会全員協議会(非公開)で、来年6月末までの約1年間は現行の運営会社「御嶽リゾート」(王滝村)が「緊急避難的」に指定管理者として営業を担い、その間に改めて新たな指定管理者を公募する方針を示した。18日の村議会本会議で正式に同意を得られる見通しで、19日にも基本協定を結ぶ予定。今冬の営業中断は回避されることになる。 スキー場は2012年から5年契約で、全国のスキー場の再生を手掛けるマックアース(兵庫県養父市)を指定管理者とし、村の第三セクターとマックアースが出資する御嶽リゾートが運営してきた。関係者によると、御嶽リゾートが1年間、営業を担うことをマックアース側も了承している。 村は当初、マックアース側と指定管理の継続を水面下で交渉。村側はこれまで指定管理料を支払っておらず、施設修繕費な