自民党総裁選は22日午後の両院議員総会で、党所属国会議員と都道府県連代表による投票が行われ、退陣表明した福田首相の後継総裁を決定する。 麻生太郎幹事長(68)は、国会議員票と地方票のいずれでも、他の4候補に大差をつける勢いで、第1回の投票で過半数を得て、新総裁に選出されることは確実だ。麻生氏は、24日の臨時国会で首相に指名される。組閣人事について、麻生氏は、対立候補のうち、与謝野馨経済財政相を再入閣、石破茂・前防衛相も入閣の方向で調整している。舛添要一厚生労働相は再任が有力となっている。 総裁選には、麻生氏、与謝野氏(70)、石破氏(51)のほか、小池百合子・元防衛相(56)、石原伸晃・元政調会長(51)が立候補している。 新総裁は、22日午後2時から党本部で開かれる両院議員総会で、党所属国会議員386人と都道府県連代表3人ずつが投票して、選出される。 麻生氏は、党内8派閥の国会議