「太陽嵐」による大災害を乗り越えようと奮闘する斜里町民らの姿を描いたSF小説「赤いオーロラの街で」を、同町在住のウェブデザイナー伊藤瑞彦さん(42)が執筆し、今月19日に早川書房(東京)から全国一斉に出版する。 伊藤さんは東京都内生まれで、父親の郷里・小清水町に一家で戻り、網走市で高校生活を送った。現在は斜里町でインターネット関連の仕事をしている。 「赤い…」は、東京でプログラマーをしていた主人公が、同町の誘致した「テレワーカー」として滞在中、空が赤いオーロラに覆われる。太陽表面の爆発で強烈な電磁波やプラズマが地球を襲う、千年に1度の太陽嵐だった。 全世界で電力・通信網が寸断…
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