1/12スケールの可動フィギュア用に、学校の教室や日常風景を再現可能な小道具・大道具が、各社から発売されている。そんな1/12フィギュア用アイテムの中でも、実在の銃を再現したトミーテックの「リトルアーモリー」シリーズは、異彩を放つ。 フィギュア用のアクセサリーにしては実物に忠実な構造で、本格的なプラモデルのような卓越した完成度。そして、パッケージは制服姿で銃をかまえる美少女。その美少女たちがゲームに登場したり、小説の主人公になったりする予想外の展開を見せはじめている。 1/12の銃器のプラモデルシリーズが、なぜ小説に……? 株式会社トミーテック・マーケティング部の森山勇治さん、商品企画部の内田浩司さん、同じく商品企画部で企画立案者の最上雅博さんに、「リトルアーモリー」の企画の経緯についてうかがった。 「手のひらサイズで超精密!」がトミーテックの社風 ──トミーテックさんは、栃木県に本社工場