屋内から一歩外に出ると、それだけで首筋から汗が吹き出そうなほど暑かった。眩しすぎる太陽は容赦なく肌を焼き、道行く人々は飲み物やハンドタオルを手にしている。普段引きこもっている私からすると歓迎しがたい陽気だが、この日だけはこれが嬉しかった。 2018年7月13日より、タワーレコード渋谷店にて「Splatoon展 at TOWER RECORDS」(以下、「Splatoon展」)が開催されているのである。『Splatoon』シリーズの世界の気候はいつも夏のようなので、この良好すぎる天気も似合うというものだ。 さて、「Splatoon展」の見どころは大きく分けると2つになる。まずは『Splatoon』シリーズの歴史をまとめた年表、そしてブキやキャラクターに関する開発こぼれ話のパネルだ。年表のほうでは原画がたくさん見られるし、パネルのほうではゲームでは知ることのできない設定がたくさん書かれている。