漫画「妻の飯がマズくて離婚したい」話題になっている。 妻が夫の意見や代替え案をことごとく無視、却下しているから、妻が悪い。 妻自身、料理ができないのを自覚していながら、努力を怠っていたのだから、妻が悪い。 夫自身、妻が料理ができないのをわかったうえで結婚したのだから、夫も悪い。 夫が仕事をセーブして、料理を担当するという選択だってあったはずなのに、それをしなかった夫も悪い。 等意見が分かれているのが興味深い。 だがそもそも論として、料理ができなくても結婚できてしまえるのが、この問題の根っこなのでは、と私には思えてならない。 「料理は誰にでも簡単にできる行為」と認識されているからだろうか。この手の問題の配偶者を持つ人の多くは、「徐々に上達していくだろう」「子供が生まれれば変わるだろう」と楽観視し、そんな予想が見事に外れ落胆すると言うお決まりのパターンをたどっている印象がある。 もっと言えば、