今現在、あなたの毎日の中にも、やめた方がよさそうなことが一つや二つ、あるのではないでしょうか。世の中は、「あきらめるのはよくない」とか「粘り強く頑張る人が成功するのだ」という風潮なので、潔くやめることはなかなか難しいかもしれません。「Freakonomics」の著者の一人、Stephen Dubner氏によると、時にはやめることが最善の選択肢になるのだそうです。 Photo by Rusty Haskell やめるのが難しくてずるずると続けていると、「sunk cost(埋没費用)」という、回収不可能な支出が増えていきます。やめたいことに対してすでに時間とお金をかけてしまっていると、今さらやめるのはもったいない...と思いがちですが、そこでやめなければ、sunk costはさらに増えていくのです。 「やめられる人」が「やめられない人」よりも優れている理由としては、「やめられる人」は「すぐに