■「山の日」制定協議会の発足 山岳5団体が、国民の祝日として「山の日」をつくろうという取り組みをスタートさせたのは2010年の4月である。連携した5団体は、①日本体育協会に所属し47都道府県の山岳連盟(協会)を統括する「日本山岳協会」、②主として職場や地域の登山グループをまとめた「日本勤労者山岳連盟」、③個人会員のクラブ組織で各地に支部を持つ「日本山岳会」、④山岳ガイド、自然ガイドのプロ集団である「日本山岳ガイド協会」、⑤山岳環境保護活動を行う「日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT―J)」である。 5団体に加盟している人の数は合わせて10万人。1,000万人ともいわれる登山人口からみれば組織会員はそう多くはない。しかし、それぞれのグループのやり方を尊重しながら、呼びかけの輪を広げれば、風が起きて大きな力になるかもしれない。なにかが動かせると思った。協議会は各団体から選ばれた幹事
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