青森県立青森南高校(青森市)の男性教諭が、校内球技大会で間違った成績を自分のクラスに伝えたとして、生徒会の男子生徒3人をクラス全員の前で土下座させていたことが6日、同校への取材で分かった。 小林一也校長によると、生徒会は1日の球技大会で、教諭の1年生のクラスが決勝リーグに進めると伝えた。しかし実際には進めないことが分かり、3人が教諭に謝罪。教諭は「生徒に土下座すべきだ」と応じた。 3人は2日にクラスで立ったまま謝罪したが、教諭が「それが誠意か」と迫ると土下座した。 同校は5日夜、3人と保護者に謝罪。教諭にも厳重注意した。教諭は「いきすぎた指導だった」と反省しているという。