SAP、Oracle、Microsoftなど大手ソフトウェアベンダーがSaaSに力を入れ始めた。中堅中小企業専門のIT調査会社ノークリサーチに、調査結果をもとにした中小企業のSaaS利用を展望してもらう。 SaaS(Software as a Service、サース)とは、「ベンダーが所有するソフトウェアをユーザーがネットワーク経由で利用するサービス」を指す。それは「カスタマイズの実現度」「ユーザービリティの高さ」「マルチテナント技術の応用」といった技術的裏付けから従来のASPとは区別されるソフトウェアの提供形態である。SaaSは将来的にXaaS(X as a Service)と呼ばれるサービス領域にまで拡大することになる。 SaaSの定義 SaaSはソフトウェアの提供形態の呼称に過ぎないため、厳密にはSaaS市場なるものは存在しない。今それを便宜的に「SaaS的市場」(以下SaaS市場)
“人のせい”にしているから、効率化は失敗する:プロが教える業務改善のツボ(1)(1/2 ページ) 業務を改善するためには、まず不都合の原因を究明することが大切だ。だが、狙った期間内で確実に改善するためには、どんな原因に焦点を定め、どのように究明し、どう対策を立案すればよいのだろうか? いざ取り掛かろうとすると途方に暮れてしまいがちな業務改善のコツを、 プロの業務コンサルタントが具体的に伝授する。 ついつい“目先の対応”に陥っていませんか? 「業務改善」は、企業にとって“恒久的なテーマ”です。不況が続いている昨今、収益向上に向けて多くの企業がコスト削減を中心とした業務改善に注力していますが、これらは継続的発展を目指す営利企業にとって喫緊(きっきん)のテーマであると同時に、“終わりのないテーマ”でもあるのです。 しかし、“終わりがない”ことは、“ゴール(目的)がない”ことと同義ではありません。
システム開発前は、「Webを活用して集客したい」、「業務システムで業務効率を向上させたい」、「生産管理システムで工場内の見える化を図りたい」などと、その効果を考えていたが、システムができあがると、どうも最初の構想と違い、上手く効果がでていない!という事がないでしょうか? システムはシステム開発会社が開発しますが、システム開発会社はシステムのプロであっても、経営や業務のプロではありません。その為、自社がやりたい事を的確にかつ詳細に、ITベンダーに伝えて理解してもらう必要があります。通常、スクラッチ開発(独自開発)の場合、要件定義や機能設計フェーズで自社の業務内容などをSEに話しますが、口頭になるケースが多く的確にSEに伝わらない事もあります。パッケージの場合でも、メーカーSEが自社の業務を的確に把握していないと、自社に合わないパッケージ提案やカスタマイズ仕様を作ったりします。その結果、どうも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く