ULID とは Universally Unique Lexicographically Sortable Identifier の略で、世界中で重複する可能性が極めて低く辞書的に並び替え可能な識別子のことです。ざっくりいうと時系列でソート可能で衝突を気にしなくていいランダムな値です。これを使ってDB(データベース)中のレコードを識別できる様にすると単純なランダム値をキーにするよりもパフォーマンスが遥かに良く、オートインクリメントする int 型のキーで実現するのが手間だったり不可能だったりした機能の実装がずっと手軽になります。int 型の主キーに比べた時に劣るのはデータの大きさです。たいていの場面では問題ないのですが、大量のデータを ID 付きでやりとりすることを考えると ID の長さの違いはパフォーマンスに影響を与えかねません。 ulid/spec: The canonical spe