ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (9)

  • オリンピックからの野球落選 - Chikirinの日記

    オリンピックから野球がはずれました。北京が最後で、ロンドンではなくなります。野球は日にとってメダルの可能性のある競技だから、関係者はみなさん残念でしょう。 ですがこの話、実は日の野球界の体質と深くつながっています。「極めて残念」なんていう感想じみたことを野球界に関わる人が言っているとしたら、おめでたいにもほどがあります。 「儲からないスポーツを切るのは、オリンピック精神に反する」と新聞に載っていましたが、これもどうなのかな。儲からないというのは、質的な理由ではないでしょう。 ★★★ 野球がオリンピックで落とされた最大の理由は、「そもそもそんなスポーツ、全然知られてない」からです。欧州、南米、アラブからインドまでのエリア、ソビエト、アフリカにおいて、野球を知っている人は極めて少ないです。 しかも最大の野球国であるアメリカは、オリンピックなどという自分がヘゲモニーを握れない祭典は好きでは

    オリンピックからの野球落選 - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/08/06
    「自分と違う人たちに、自分の主張を明確に伝えることが重要という意識とスキル」
  • 今を守ることの愚 - Chikirinの日記

    今回の政権交代に伴い、またもや郵政の再国有化法案が政局絡みで注目されました。記憶にも新しいように、郵政の民営化はほとんどそれだけを問うた選挙において、圧倒的な国民の支持を得て決まったことです。それらの国民の声をバックにした類い希なるリーダーが、強大な抵抗勢力を押さえて実現しようとしました。 にも関わらず、政権が交代するやいなや郵政は再度、国有化されようとしています。なんという巨大で強力な抵抗勢力なのか。驚嘆するばかりです。 そこまでして郵政民営化に反対する人(=郵政関係者)の、抵抗理由はなにかといえば、自分達の雇用が不安だということです。日全国津々浦々にある郵便局、特に特定郵便局といわれる個人経営みたいな郵便局の多くは、日郵政が民間企業として効率的な経営を始めれば閉鎖の危機に晒されます。そうなれば自分達は失業するので、彼等はなんとかして日全国の郵便局という物理的な拠点を維持したいと考

    今を守ることの愚 - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/06/13
    未来の大きな可能性を潰してしまうのは、いつだって“将来が現在と同じだと思っている人達”だ
  • 儲け方講座 (おちゃらけ編) - Chikirinの日記

    世の中には様々なビジネスがあり、いろんな儲け方があります。今日はその中でも特に効果的と言われる“3種の儲け方”について解説します。 1.できるだけ返させない まずは金融分野。住宅ローンを貸している銀行、消費者金融会社、カード会社などの儲け方です。ここで最も重要な原則は、客に「できるだけ借金を返済させない」ことです。 たとえば、住宅ローン3000万円を2%の金利で借りて貰う場合、35年ローンで借りて貰えれば、総額1173万円の利子を払わせることができます。ところが20年ローンだと、利子は642万円にしかなりません。銀行の収入はなんと半分です。 下記の“ローン期間別の利子総額”でわかるように、銀行の収入はローンの期間が5年長いだけで150万円多くなります。客は金利には敏感ですが返済期間には鈍感です。30年ローンか35年ローンかにこだわる客は多くありませんから、長めに設定させる(できるだけ長く返

    儲け方講座 (おちゃらけ編) - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/06/11
    特に効果的と言われる“3種の儲け方”について
  • 20年を彷徨う - Chikirinの日記

    ひとつ前のエントリで、自民党が税金(機密費)を使って、野党や新聞記者、評論家などを買収していたという話を書きましたけど、ちきりんは必ずしもこの件について誰かを糾弾したいわけではありません。 この話には、平野貞夫氏も話しているように、前提となる「近代史の背景」があります。1945年の終戦の後、すぐに世界は“アメリカの仲間である資主義陣営”と“ソビエトの仲間である共産主義陣営”に分かれます。 1949年には中国が共産国家として成立し、翌年には朝鮮半島で両陣営が熾烈な戦いを始めました。続いてベルリンには着々と壁が築かれ、1960年からはベトナム戦争も始まっています。日でも1970年あたりまでは学生の政治運動も盛んでした。アメリカやイギリスのような高度に発展した資主義国ならともかく、日を含め、戦争で焼け野原になり既存の価値感が崩壊した国、元々貧しい国では、いつどこが共産国家になっても不思議

    20年を彷徨う - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/06/07
    45年間続いてきた体制を壊すのに45年間かけるつもりなんでしょうか。
  • 機密費によるメディア・評論家買収について - Chikirinの日記

    今年の4月19日に野中広務さんがTBSのニュースで口火を切った官房機密費によるメディアと評論家の買収問題、今までも漏れ伝わっていましたが、野中発言の後、ジャーナリストの上杉隆さんが積極的に追っていらっしゃいます。しかし、問題の当事者が日の新聞社であるため、新聞、および、新聞と仲のいい地上波テレビはほとんど掘り下げません。なので、そんじゃあ、ちきりんも一度書いておこうかなと。 まずは機密費自体の説明をwikiで見ておきましょう。 内閣官房報償費は、国政の運営上必要な場合、内閣官房長官の判断で支出される経費。内閣官房機密費とも呼ばれる。会計処理は内閣総務官が所掌する。支出には領収書が不要で、会計検査院による監査も免除されている。原則、使途が公開されることはない。1947年度から予算計上されるようになった。2002年度予算で前年を10%下回る14億6165万円になって以来、2009年現在まで同

    機密費によるメディア・評論家買収について - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/06/05
    野中さんの暴露内容が引用されてる上杉さん出演番組の一部(生々しいです)
  • 政策こそネットでチェックするべき? - Chikirinの日記

    過去2回のエントリで“横の壁”と“縦の壁”について書いたのですが、ふたつのエントリは綺麗に、“理論と実例”となっています。二つ目の“縦の壁”のエントリに関する読者の方の反応に、“ネットにおいて横の壁が低すぎるため、無意識に壁を乗り越えて集まった様々なセグメントの方の意見”をみることができるのです。 具体的には、既存の社会で下記のように分断された3つのセグメントがあります。 それらの方々がネット上のブログでは同じエントリを読み、それぞれのコミュニティの常識に基づいてコメントをつぶやいていらっしゃいます。 ちきりんが社会人になってすぐの頃、先輩から「月曜の日経新聞の一面記事には、世間の意見を聞くための記事が多いんだよ」と教えられました。土日は経済活動の多くが止まるため、月曜日は記事が少ない。そこで余った紙面スペースに官僚や政治家が「国民の意見を聞きたい政策案」を載せて、国民の反応をみる、という

    政策こそネットでチェックするべき? - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/05/30
    霞ヶ関からは見えないセグメントがあちこちで増殖している。であれば、「こういう法律や制度を作る予定なんですけど」とネット上で問えば、放っておいても様々なセグメントの人が集まってきて、勝手に文句をつけたり
  • 定年後の再雇用・・・ - Chikirinの日記

    頭が ”?” でいっぱいになってしまう話題があります。 それは、定年延長の動き。 大半の企業の定年は、今は 60才。それを 65才まで引き上げる、というお話。 政府が音頭をとって企業に要請を始めており、それに応じていくつかの大企業が、60才以上の再雇用を始めています。 「えー、もっと年を取るまで働くようになるの??」 ゆとり教育の話が出た時と同様の「時代への逆行感」を感じるのは私だけでしょうか。 これが当たり前の動きになってくの? ★★★ ことの発端というか理由は皆さんご存じの通り年金問題です。 年金が足りない。支給開始年齢を遅らせたい。でも、定年と年金支給の間に 5年もインターバルができると経済的に大変。 だから、定年年齢も引き上げてください、ってことです。 でも企業側は、コストの高い人をそんなに雇い続けるのは無理です。 もちろん高い技能をもち、会社への忠誠心の高い高齢社員を、”新人と同

    定年後の再雇用・・・ - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/05/28
    仕事がないと人生楽しむの、難しいですか?
  • 感染症が問う社会のレベル - Chikirinの日記

    私は医学には詳しくないですが、ここ 10年ほどの間に「感染症ってすごく怖いものなんだ!」ということは理解できました。 今までなら“怖い病気”と言われたら“ガン”を思い浮かべたけど、今“怖い病気はなにか”と問われれば、“感染症”と答えます。 とくに“社会的な怖さ”に限定して考えると、感染症はガンの怖さを遙かに凌駕してると思います。 そういえば、昔は死病といえばガンではなく結核だった。この結核は感染症です。 だから昔の映画やドラマで結核の人がでてくる場合、それは医学的な問題としてだけではなく、社会的な問題として描かれることがよくありました。 嫁いできたお嫁さんが結核になると、屋根裏に隔離して事もドアの外までしか届けず、もちろん跡継ぎとなる子供にも会わせない、とかね。 遊郭を舞台にした映画でも、肺病(結核)になった女の子が狭い物置に隔離されたりする。 現実の話としても、戦後、街で赤痢患者などが

    感染症が問う社会のレベル - Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/05/28
    感染症が問うのは、医学や薬学のレベルではなく、人間社会のレベルなんだよね。
  • Chikirinの日記

    ものすごい円安が進んでいるのでハワイの物価をチェックしてきました。 私が行ったのは今年の 3月末から4月始めの 1週間。 その頃も「30年ぶりの円安!」と騒がれていましたが、それでも報道レートは 154円ほど。いまよりはマシなレートでした。 ではまずべ物の値段から。 ビーチバーのカクテル。Tip不要のテイクアウト店で 2人分 3412円、ってことは 1杯 1700円以上! ちゃっちい使い捨てコップに入ってこの値段。なにげに高いですよね。 ランチべたマグロとアボガドのポキ丼。2人分なのでこれをふたつ頼んで 9267円、Tip込み。 しかもたいしておいしくない。初日のランチだったので「えっ、これが 1万円?」と、かなりビビった。 この事のあと、友人とは「いちいち円換算するのはやめよう!」「アメリカドルで考えよう!」と申し合わせました。 翌朝の朝。パンケーキとエッグベネディクト+飲み物

    Chikirinの日記
    min-chang
    min-chang 2010/05/01
    次の首相の公約として望ましいのは、1.社会主義ではなく資本主義を目指します。2.最低でも1年は辞めません、かな。
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