【ニューヨーク時事】米メディアは26日、米著名投資家ジョージ・ソロス氏が自身のヘッジファンド、ソロス・ファンド・マネジメントに資産を投じていた外部の投資家らに今年末までに約10億ドル(約780億円)を返済し、40年以上続けてきたヘッジファンドマネジャーの一線から引退する見通しだと報じた。 来月81歳になるソロス氏が投資家向けに送付した書簡によると、ソロス・ファンド・マネジメントは単なる自分自身と家族のための資産運用会社になる見込み。2008年2月から最高投資責任者(CIO)に就任していたキース・アンダーソン氏は退社するという。 【関連記事】 米プリズマが最優秀ヘッジファンド企業賞〔BW〕 機関投資家の間でヘッジファンドへの直接投資拡大=米シティ〔BW〕 カンナカ氏の採用でグローバル債券部門強化=米ジェフリーズ〔BW〕 米ヘッジファンド創業者、有罪評決=巨額インサイダー事件で