お茶の水女子大(東京都文京区)が学生の海外留学促進のため2014年度から、4学期制を全学部・大学院で導入することがわかった。 文部科学省によると、大学院大学を除き、国立大で全学実施は初となる。東京大が15年度末までの4学期制への全面移行を決めたほか、検討する他大学も増えており、4学期制移行の流れが加速しそうだ。 お茶の水女子大は現行の前期・後期をそれぞれ二つに分割し、各学期を約2か月間とする。6、7月の第2学期に必修科目をなるべく開講せず、8、9月の夏休みと合わせて長期の休みを学生が取得できるようにして、海外大学のサマープログラムに参加しやすくする。教員養成課程など通年での履修が必要な科目もあり、可能な科目から順次実施していく。